漁師の家と岩山のある不思議なビーチへ。 | ラクダと旅する日常

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ティズニット市内から車で40分程度の場所にあるアグノー海岸。

特にオフシーズンは地元の人しかいないひっそりとした海岸で、
一枚布を纏った女性たちが砂浜に腰を降ろし、2,3頭のラクダや馬がその間を人を乗せて歩く様子は、
100年前とほとんど変わっていないのではと思わせる、静寂な情景がとても好きな海岸です。

猟師の親子

浜辺の岩壁に並ぶ小さな小屋は漁師の家。
こんな場所に人が住めるのだろうかと思っていたら、そこからバケツを持った子供と母親が出てきて、
潮が引いた岩礁で何かを取っていました。

猟師の家

岩礁のもっと遠くでは、何人かの漁師が釣りをしていたので、
伯父一家へのお土産に釣れたばかりの生きた魚を4匹購入しました。

ゴーグルを付けて


エッサウィラ以降、海が大好きになった子供たちは水際で楽しそう。
貝殻を拾っていたら、一面貝殻が割れてできた砂浜が。
貝が砂になるまでに、一体どれだけの時間がかかるのでしょう。

貝殻の浜

ビーチの方にはいくつかカフェがあったので、伯父の家では出てこないコーヒーを飲んで一息。

ティズニット・カフェと猫


その翌日は、今度は伯父一家も一緒にここからさらに南下したMIRLEFTという海岸へ。
浜に出現した岩山が特徴の海岸です。

岩山

こんな大きな岩山が波打ち際のビーチにあるなんて、不思議な光景でした。
日が暮れてから集落へ帰り、疲れ果てて夜遅い晩御飯は待てず、
子供たちと一緒に9時には眠りました。

いとこの妻と子


2日間たっぷり海で遊んで子供たちも満足したようです。
この後は銀製品の産地ティズニットのスークで私のジュエリー物色に付き合ってもらいました。
次回はジュエリーとベルベルの花嫁衣裳をご紹介します。

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