「信長協奏曲」雑誌あれこれ① | ことのはを拾いあつめて

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小栗旬さんに耽溺、溺愛、ベタ惚れしております。
台詞フェチで妄想癖でもあります。

聞くところによると、旬くんは今回のプロモーションで109の媒体で宣伝したとか。

雑誌も凄かった。

そこで、今までやりたくてもできなかったこと、雑誌のまとめをやりたいと思います。


刊行順もバラバラ、書いてることもバラバラですが、まあ自己満で(笑)

せめて種類ぐらいはまとめたかったけど、、、(笑)

CINEMA SQUARE

脚本について意見交換の場を設けてもらった。話し合うことによってサブローなりの通さないといけない筋と、光秀なりの通さなければいけない筋と、秀吉の生き方が明確になって、ようやくゴールを迎えることができた。

サブローは成長し、強くなってサブローなりの美学を貫く。

光秀は人間誰しも気の迷いみたいなものはあるかもしれない、と捉え、光秀の感情の揺れや苦悩を明確にしていった。




【利家くんより】

乗馬を練習したいな、というと「ここに習いにいくといいよ」と言ってくれたり、(乗馬の姿を)画に残した方がいいよなどとアドバイスしてくれた。サブローと利家の関係が自分たちの関係に近いものがあった気がする。




『日本映画navi

なんかnaviっぽい写真だなあ()思い込みかもしれないけど、こういう斜に構えつつもオーラが立ち上っている写真が多いような気がする()



改めて読むとこのインタビュー凄くいい!!映画を観たいま、ひとことひとことに説得力がある。

結構ネタバレっぽいこともあるのでさらっと読んでてよかった()



サブローという役に対していかに真実味を持たせるか、説教臭く聞こえる理想論をどう彼が信じていることとして彼の中から出てくる言葉にできるか、そういうことをずっとやっていた。



作品を作っていて難しいのは、こちらが作品をよくしたいと思って話していても、場合によっては〝

俺をもっとよく見せてくれ”と受け止められる可能性もあること。

そんなつもりで話したことはない。

「俺がどうのこうのじゃない。ただ映画の話が面白くなればいい」


惚れ直した、、、。



光秀と秀吉、そこに潜む怨恨、欲望を整理することで、現代人サブローが放つ言葉に意味と意義を持たせたかった。

この完結を迎えるにあたって、ついにコンツェルト(協奏曲)できた。光秀は映画ではいい部分と悪い部分がしっかり混ざっている。



最後の最後にサプライズってのは流れからしてあれのことかな?




ライターさんはこう結んでいます

「エッジな挑戦をする小栗旬を見たい。ムチャを克服する小栗の奮闘をもっと。そしてその奥から響いてく

るはずの新たな『小栗協奏曲』を聴きたい」



この人ルパン推しなんですよね~。さあどうなるか()


私も聴きたいな~♪あ、ルパンだけじゃなくて。



【利家くんより

自分だけ所作が分からなくて、座り方も襖の開け方も全然分からない。犬千代だからかとも思ったけど、自分から教えてくださいと言わなくてはいけないんだと。ホント小栗さんは心が大きい。殿がこう来たら、こう向きを変えて手をついて、、って直接教えてくれた。

「とにかく人間同士でやっていることなんだから、変に考え込まずにちゃんと呼吸をしてやりなさい」「自分自身の緊張と役の緊張は関係ない」と言われたと。



旬くんらしい言葉、そしてエピソードだなあ。




CinemaCinema

月間TVガイと同じ衣装。ネックレスが印象的。

これもなかなか深いインタビュー。



光秀について。映画版の光秀を演じるのはサブロー以上に難しかった「気の迷いだったからこそ、どんどん反省していく中で自分がその器じゃないことに気付く。けれどその事実に抗いたい気持ちも消せない。そして抗っても無駄なことも悟っている。そんな心情が、クライマックスの展開につながるように見えたらいいなと」

凄くよく分かるし、映画でその感情の推移が手に取るように伝わってきた。ほとんど目だけなのに。


ウロボロスは斗真をサポートする気持ちで、コウノドリは剛くんが真ん中にいる姿を見て応援していた。

そんな中で、「信長協奏曲」で頑張るのは自分の役目。覚悟を持って作品に向き合った。

「なかなかの風呂敷の広げ方をした企画ですし、それを閉じないまま終わることだけはしたくなかった」


私も同じ思いでした。そう思って、力を尽くして、いいものを作ってくれて本当にありがとうと言いたいです。


帰蝶との時間。
帰蝶との別れは当初鎧を着る予定だったけれど、ドラマティックすぎるし、話の流れ的にもボロボロのままの方がいいだろうと。結果お互いの気持ちが強く出るいいシーンになった。帰蝶の可愛さはコウちゃんの可愛さあってこそ。

うん、うん!!


【利家くんより】

ちゃんと決断する時はして、家臣を導く信長に対し、利家は憧れの気持ちを持っていた。それは自身と小栗さんの関係に重なる。みんなでワイワイする時とビシッとキメる時がある小栗さんは信長のよう。

自分も努力家ながら、年下の人間に対して驚くほど親身になってくれる。

「リハーサルでアドリブを入れてみたら?リハでは何をやってみてもいい、違うと言われれば変えればいい」と言われてより自由な気持ちで楽しくお芝居に向き合えるようになった気がした。


嬉しい言葉がたくさんですね。



FLIX

連ドラの頃は台本が撮影の前日に上がることが続いて、スタッフやキャストとのコミュニケーションが満足にできないまま撮影することもあって、フラストレーションだった。

映画は制作スタッフ側と山田孝之くんとでディスカッションして現場で作っていった。

「映画でも僕らなりの完結編を作って、連ドラを愛してくれたお客さんに喜んでもらえるものじゃないと意味がないと」

撮影・照明チームも「お前たちで埋まらないものは俺たちで何とかしてやる」というムードを作ってくれた。



コミック原作の実写化について。

オリジナル企画が通らない時代、原作ものが一番通りやすい。今コミック原作の実写化の話は一番目か二番目に自分のとこに話がくる。「僕が日本映画を引っ張ってやる!みたいな大それた考えではないけれど、それでもお金を払って観てくれるお客さんがいるんだったら、大変でも頑張って作っていこうと思う」


でも最近はお客さん側も楽しむ、楽しまないという次元ではなく、あの原作をいったいどこまで再現できる

か?という穿った見方で、誰もが評論家、審査員になった気はする。


うーん。なるほど。素直に楽しむという視点は確かに私も忘れているかもしれない、、、。


監督作品について。

気になるコミックがいくつかあって、自分でどうしても監督したい原作がある。映画監督は3作目が本当の勝負って言われているので、それは3作目に残しておきたい。


うん?その前の2作目が気になるんですが()

【利家くんより】

小栗さんは僕の緊張をほぐすために本番前に変なことをしてくれたり、「ジャニーズの先輩がいないんだ

から、この現場では萎縮しなくていい」と言ってくれたりした。

シリアスなシーンでは近寄りがたいオーラを放ちながらも、しっかり背中で語ってくれて頼もしかった。

利家くんが出会いを大切に思って、慕ってくれる様子がよく分かる。色んな経験を経ていい俳優さんになってほしいなと思った。