くいつの話やねん!って感じですが(笑)、昨日A-studioで田中さんがケンの話をしてくれたので、ケンがちょっと甦ってきて、切なくも愛おしい気分になりました。
田中さん談。
「(REDの)千秋楽の時に、ちょっと(小栗旬くんを)泣かしてやろうかなと思って、ちょっとグッて抱きしめてみたんですよ。そしたら予想以上に泣いちゃって、それ見てたら俺も泣けてきちゃって、結局 俺が台詞言ってるから俺が台詞出てこなくなっちゃって…。」
やっぱりそうだったんだー。
あそこホントによかった。ラストなのもあってグッときた。
「中心に向かって歩いて行け」
「拳を振り上げろ」
「うんざりするほど聞かせてやれ」
「新しいものを作れ」
「何が見える」
「RED」
はなむけの言葉。そして決別のREDだったなあ。。
てことで、メモだけしてて、書き起こしてなかったRED観劇をあげます。
以下、当時のメモより。
9/26 マチネ C6列上手
物音、せき、ざわめきが酷く、最初はあまり集中できなかった。でも今思えばそれは、私に原因があったのかもしれない。
何しろ、3週間ぶりのRED、初めて会う人、2年ぶりに会った人との観劇でどこか浮ついていたのでしょう。
下塗りの所。まずシートを敷くのが、もたついていた。塗り終わってバケツを片付ける時、そのバケツを落として(2回も)、更には床の絵の具で滑りやすくなってたのか、つるっと綺麗に滑ってました。
田中さんは台詞に詰まるのはともかく、咳を何度もしていて、どちらもお疲れだったのかな?
その他はより激しくなったように感じて、感情のメリハリが前より分かりやすかった。
9/26 ソワレ C4列下手
そういう演出にしたのかつるんと滑ってました(笑)
過去を語るシーン、以前は乾いた血に見えるロスコの赤をバックにケンの白いTシャツが映えていたのに、舞台を重ねるごとに絵の具が付きすぎたのか、まるで血に塗れているかのように見える。
その中で語られる惨劇。
顔もシャツも血まみれで(絵の具なんだけど)。思い出すケンの体は震え、自分をかき抱くかのように、自分で自分を抱きしめ。その指先がとても繊細で。
ホワイトを死とみなすケンの心情がより伝わってきた。笑いも前より多かった。
9/27 マチネ C6列上手
オペラ忘れたー!!(正確には荷物預けの時に出しておくのを忘れたw)
まあ、小さい劇場だし、見えるでしょ、と腹を括って観てみたら、全体が見渡せてそれはそれでよかった気がした。
1時間40分があっという間だったなあ、、、。
中華のテイクアウトをテーブルに置く所で、勢いで箸を落としてしまって、どうするのかと思って見ていたら、戻ってきて予備の箸を使ったのかな?絵の前で口にくわえて割ってたように見え。
(一緒に観に行った人によると、箸を拾って、服でごしごしして、それを使ってたと言ってました)
上手、下手の違いだったので、お互いよく見えておらず(笑)
どちらにしても、その動作は凄くナチュラルで、一切芝居の流れをこわしてなかった。
…メモ、ここまでなんですねー。
いやー、この後どんな風に感じたのか全く覚えてない(笑)この記憶力のなさ、残念すぎるね。