旬日記 舞台「ムサシ」 | ことのはを拾いあつめて

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小栗旬さんに耽溺、溺愛、ベタ惚れしております。
台詞フェチで妄想癖でもあります。

昨夜久々に舞台「ムサシ」のDVDを見ました。実はこのお正月に、持ってる作品を見直そうと野望を打ち立てていたのですが、その第一弾ということで(二弾があるかどうか分かりませんがw)

思えば「ムサシ」は私の初観劇。初めて本格的な生の舞台を観た感動と想いを綴って
ましたので、覚え書きとしてここにも書き留めておきたいと思います。






2009年3月14日、ついに舞台「ムサシ」を観て参りました!
まず埼玉までちゃんとたどり着けるのか、劇場にちゃんと行けるのか、大いに不安でしたが、なんとか「彩の国さいたま芸術劇場」へ到着。電車1本乗り遅れたりとホントに無謀な旅でした(笑)


開場時間になり、劇場に入ると舞台には大きな垂れ幕がかけてあり、パンフレットと同じ文字で「ムサシ」と書かれていました。それだけでドキドキ。
席は1階席の後ろから2番目…。あまりに後ろすぎてこんなので見えるのか?と思いましたが、全体はよく見渡せました。
開演の12時半になっても始まらず、ざわつく客席。12時35分ぐらいかな。ライトが落ち、真っ暗になり、いよいよ開演!!

まず大きな太陽が出てきて夕暮れ時だということが分かり、対峙する武蔵と小次郎。西日に向かって小次郎。
「遅いぞムサシ!怯んでいたのか。それとも何かあざとい策略でも企んでいたのか!」と絞り出すような第一声にまず驚きました。
そして小次郎が敗北。息はまだあり、武蔵は手当を頼んで去る。

そして6年後。
この時の場面転換が凄かった!竹やぶが出てきてお寺のセットが出てくるのですが、よく見ると竹やぶの上には人がそれぞれ一人か二人乗っていて、それで形作っていってるんですね。オートかと思ったら人の手によるものでした。


色々やって(←省略w)、気付けば編み笠を斜めにかぶり、身構えた小次郎が!
この時の声が凄く聞き取りやすかったです。後ろだからか、聞きとりにくい役者さんも居たので。
そして、よく絶賛されてる立ち姿。何であんなに美しいんでしょうか。「格好いい」という言葉では表しきれない。本当に素敵で美しかった!!双眼鏡で見ててもクラクラしました(笑)
そして初めて気付きましたが、彼は手つきまでも美しいんですね。色も白くて、剣さばきも綺麗だし、本当に舞台でよく映えること!!

いやもうとにかくすべてよかった。何回でも観劇したいという方の気持ちが分かります。私は後1回大阪で観れる♪何て幸せなのかしら。

武蔵が乙女(杏ちゃん)達に自分も脇で真似したりして(笑)、逆に自分が教えている時に武蔵が真似すると「ん?」という表情で見て、その少しの変化で小次郎の気持ち、心情が伝わってくるなあ、と思いながら観てました。

すり足のシーンは全員のリズムがよく合っていて、それでいて小次郎のあの表情、ああいうとぼけた表情とか五人六脚もサイコーでした♪

小次郎の出生の秘密のとこも面白かった。彼は身体全部を使って表現するんだね。それは顔の表情、目、鼻全てなんだ。


旬くんが一番好きだと公言する舞台。メンバーも素敵な役者ばかりで、しかも竜也くんの相手役でめいっぱいお芝居できてよかったね。初めて舞台の上で観るあなたはキラキラしてました。
最後まで無事ケガ、事故のないようお祈りしております。
3月は休みなしって言ってたね。(クロゼロⅡの)番宣もあって大変でしょうが、体だけは壊さないでね!!






…改めて書き出すと感想とか呼べるシロモノではないですね(笑)私にとっての初舞台なのでお許しください。


昨夜カーテンコールを見ながら、ちょっと可笑しいんですが、何かこみ上げてくるものがありました。
私も確かにあの舞台に向かって喝采を送った日があったのだなあと。この想いをどうにかして伝えたいと手が真っ赤になるまで手を叩き続けたあの日。
願わくばまた板の上で光り輝くあなたに喝采を送る、そんな日が早くやって来ますように。この瞬間だけは繋がっていると信じて、いつまでもいつまでも、どんなに手が痛くなっても、拍手を送り続けるから。


そうそう、この時初めて手を振って去っていく旬くんを見ましたが、狂喜乱舞して手を振り返してましたね(笑)








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