東北の旅 クラゲの水族館 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

美術展のこと、日本画のこと、etc.

ナユタ共に過ごすアートな日々を発信しています。

翌日、象潟から日本海沿いを走って鶴岡にむかいました。

あいにくの雨天で鳥海山の姿は全く見えませんでした。

昨日、美しい鳥海山を見られて良かった〜ニコニコ


途中、酒田を通過しました。

「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と謳われた大豪商の本間家ゆかりの文化財が沢山残る湊町です。

残念ながら今回は酒田でゆっくりすることはできないので、また機会を作ってゆっくり散策してみたいです。


さらに日本海沿いを南下し、

鶴岡に到着。




まずはクラゲの展示が人気の加茂水族館へ行きました。

ここでは世界中の珍しいクラゲを見ることができます。



ウエディングドレスのような華やかなレースをまとったクラゲ。


イルミネーションのような電飾のクラゲ。

あまりにたくさんの種類があって驚きですびっくり
クラゲの種類の多さでは世界一だそうです。
ついついじっくり見入ってしまいますが、バッグヤードツアーの案内放送があったので参加することにしました。


バッグヤードツアーでは、研究員の案内で普段見られないクラゲの研究施設を見学する事ができます。

クラゲの生態や繁殖のプロセスなど丁寧に説明してくれます。

プランクトンのような小さな赤ちゃんクラゲが成長していく様子を見るのはなかなか感動的。巣立っていくクラゲ君を応援したい気分になりますおねがい

このラボには世界中からたくさんのクラゲ研究者が集まって来るそうです。
ノーベル賞授賞者の大村博士の写真やさかなクンのサインなどもありましたよ。


展示室では水槽の裏側や上側からクラゲを観察することができます。

水槽の温度管理は厳重にされていて、クラゲ達が大切にされているのがわかりますよ。



一番有名なこの巨大クラゲ水槽も上から覗くことができます。



上から覗くとこんな感じ。

歳をとって動きが鈍くなったクラゲは網で掬い上げられ、若いクラゲの餌にされるそうです。

ユラユラとのどかに生きているように見えるクラゲ達ですが、クラゲ社会にも厳しい現実があるのです。

餌にされるのを待つ老クラゲたち👇


バッグヤードツアーを終えて、水族館のレストランで鶴岡在住の大学時代の先輩と会いました。

私にとっては先輩、夫にとっては後輩になる友人です。


三十年以上ぶりの再開でしたが、迷わずお互いを見つけることができましたニヤリ


この先輩は何十年も毎年欠かさず山形のサクランボを送ってくれていました。


東京からもお返しの贈り物をして、学生時代以来、東京と山形がずっと繋がっています。


先輩と3人でランチしながら近況報告しましたが、本当にあっという間に長い時間が流れたことを実感しました。


短い再会でしたが、また会うことを約束して鶴岡を後にし、福岡に向いました。


続きはまた次回。


では、また音譜