真冬の北海道 阿寒湖温泉 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

美術展のこと、日本画のこと、etc.

ナユタ共に過ごすアートな日々を発信しています。

阿寒湖温泉に到着すると、雪はやんでいました。


この日の宿はニュー阿寒ホテルです。



阿寒湖畔の大きなホテルですが、川湯温泉の静かさとは違ってホテルのロビーは海外からの団体客のものなのか大きなトランクでいっぱい。


人もいっぱい。

ざわざわしていますえー



チェックインのあと、近くのカムイコタンを散歩しました。
ここは北海道最大のアイヌ民族の集落です。
入り口近くにはアイヌの民芸品を販売している可愛いお店が並んでいます。

この木彫👇を見て、東京で留守番しているナユタが恋しくなりましたおねがい

奥に進んで行くと昔のアイヌの家が復元されていて、ゴールデン・カムイの世界?が広がっています。


先住民族アイヌの人たちは
「あらゆる物に魂が宿る」
と考え、自然と共生していく暮らしを大切にしていました。

私達も学ぶべきことがたくさんありそうですねニヤリ

幸せの窓と名付けられたこの建物の後ろに見えるのは、ヌササンという祭壇でアイヌの人達にとってとても神聖な場所です。

ここは立ち入り禁止になっていました。

さらに奥にはアイヌシアター、イコロがあります。
ここではアイヌの伝統舞踏や文字を持たないアイヌの伝承物語
を題材にした演目を見られるのですが、この日はまだ閉館中ということでした。

とても残念えーん

カムイコタンからお土産物屋さんをのぞきながら阿寒湖へ。


阿寒湖では冬のフェスティバルがスタートしました。
凍りついた湖上には、ワカサギ釣のテント、スケートリンク、バナナボート、スノーモービルなどのアクティビティがあって行列ができていました。


ワカサギ釣り、やってみたい〜と思いましたが、
➖20℃の中、氷の上の行列に並ぶ気にはなれず。

やはり温泉ですよね〜ウインク

温泉の温かさが身に沁みましたニヤリ
夜ご飯はブュッフェスタイルでしたが、ダイニングはすごい人数のゲストで超満員。
とても落ち着いて食事できる雰囲気ではありません。
お料理のグレードも川湯温泉よりかなり低め。


娘はジンギスカンが気に入ったようで良かったですが。

食事のあと、湖上花火が開催されました。

天空スパというホテルの上階にある露天風呂から、目線に上がる花火を見られるはずでしたがスパは閉館になっていました

この日は寒すぎて露天風呂の湯温が上がらないからだそうですショボーン

やっとぬくぬくしたのにまたあの厳寒の湖上へ行くの〜ガーン

と思いましたが、娘は真冬の花火を楽しみにしていたので気持ちを奮い立たせました。

持っているものすべてを身に着けて、いざ湖へプンプン


この火で暖をとりながら花火を楽しみます。

打ち上げられる花火の数は多くはありませんが、花火が放つ光は驚くほどのキラメキです。
水蒸気が凍って空気がとても澄んでいるからでしょうか。
花火の光がいつまでも消えずにキラキラ光っていました。
氷点下の世界ではこんな現象が起きるんですね。

寒さに負けず見に来て良かった照れ

続きはまた次回に。

では、また音譜