福島の旅 鶴ケ城&白虎隊 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

美術展のこと、日本画のこと、etc.

ナユタ共に過ごすアートな日々を発信しています。

だらだらとして福島の旅の記録が進んでいませんえー


今日は頑張って続きを書かないと。


福島の宿は、白河高原のエンゼルフォレストです。


昨年もこちらに宿泊したのですが、ナユタがとても気に入ったので今年もここを利用することに。

豊かな緑に囲まれたドームコテージ。

まだ山桜の花びらが残っていて、下界はとっくに初夏ですがここでは未だ春の名残を感じます。






ドームコテージはリニューアルされて、去年より更に快適に過ごせましたよウインク
狭かったエントランスも使いやすくなっていました。




夜ご飯はレストラン棟でビュッフェスタイル。


ワンコご飯のビュッフェもあるので
手作りご飯派のナユタにとって便利で助かります。
カートの貸し出しもあるので安心。

翌日、朝食後に広い敷地をお散歩。
ノーリードで散歩できるコース、ランもたくさんあってナユタも久しぶりに思い切り走り回っていましたよ照れ
5歳を過ぎてすっかり落ち着いてしまったようで、全力疾走することがなくなりました。
ナユタの走る姿はまるで飛んでいるみたいで、すごくカッコ良かったのですが今ではめったに見ることができません。
もう、オッサンなんですかねえーん
この朝は本当に久しぶりにカッコイイ走りを見せてくれましたおねがい
惚れ直しましたよ~ラブ



大内宿の次は会津若松に行きました。

鶴ケ城城趾公園👇️

無料のガイドツアーがあったので申し込みましたが、そのガイドさんが犬アレルギーとのことびっくり

仕方なくブーな気分で、他のガイドさんのツアーに途中から合流させてもらいました。

ところがこの女性ガイドさんにビックリ。
多分80歳以上と思われるおばあちゃんガイドさんなんですが、記憶力が素晴らしいの。
会津の歴史ばかりか、江戸から幕末の歴史についても細かなエピソードまで良くご存知で、参加者の質問にもスラスラ答えてらっしゃいましたよ。素晴らしい照れ

このガイドさんから色々と教えてもらい
「八重の桜」のシーンを思い出しました。
戊辰戦争の舞台となった鶴ケ城。
葦名、伊達、蒲生、上杉、保科、松平と次々に城主が変わった波乱の歴史を有しています。
天守館内はこの春リニューアルオープンされたそうですが、ワンコは入れないので入場は諦めました。
鶴ケ城は日本唯一の赤瓦の天守閣で有名ですが、瓦一枚一枚の裏には寄付者の名前が記されているそうです。

赤べこ&ナユタ


茶室 麟閣☝️
裏、表、武者小路三千家の基となった縁の茶室。


見所満載だった鶴ケ城城趾公園を後にして、飯盛山へ。

飯盛山には白虎隊のお墓やさざえ堂などがあります。

飯盛山の頂上までは長~い階段を上らなければならないのですが、階段の横にズルできる仕掛けが。
動く坂道、スロープコンベヤ(有料ですが)に乗って楽チンでした。
ワンコも抱っこすればOKですよ。



山頂には悲劇の物語として語り継がれる白虎隊十九士のお墓があります。

白虎隊は16~17歳の若者で編成されていました。
ただ一人蘇生した隊士、飯沼貞吉によって当時の惨状が伝えられていますが、自刃後の亡骸は3ヶ月も葬られることがなかったそうです。

今も多くの参拝者があるらしく、いく筋ものお線香の煙が上がっていました。


お墓から少し離れた所に会津市街を一望できる場所があります。

ここが白虎隊の自刃の地です。

彼方に見える炎と黒煙に包まれた鶴ケ城の天守閣を見て自刃を決心したそうですが、実際燃えていたのは城下の建物だったとか。
望遠鏡があったら悲劇は少し変わっていたかも。

画面左、隊士の仰ぎ見る先に鶴ケ城が。


良くみると、遥かに鶴ケ城が見えます☝️


山頂から少し下った所に会津さざえ堂があります。

巻き貝のような形ですね。

内部には西国三十三観音が安置されていて、ここをお詣りすれば三十三観音をお祀りしたと同じご利益があると言われています。
さざえ堂の階段は二重螺旋構造になっていて、上りと下りの参拝者が出会うことがありません。

以前フランスでこれと同じ構造のお城に行ったことを思い出しました。
確かレオナルド・ダ・ヴィンチ設計の建物で、シャンボール城で見たと思います。

さざえ堂と何かご縁があるのかな。


天井には無数の御札が貼られていました。

西国三十三観音には行けませんが、ここで結願ということにして頂けるのかしら。

正直どれが安置された観音様なのかよくわかりませんでしたニヤニヤ

やっぱりズルはダメですよねウインク

これで福島の旅はおしまいです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。

では、また音譜