こんにちは、スタルペスです。

 

ずいぶん遅くなりましたが、「あけましておめでとうございます!」

今年も、九州内の古墳や遺跡を紹介していきますのでよろしくお願いいたします。

 

さて、今回の古墳は前回に引き続き福岡県飯塚市の古墳巡りです。正確には福岡県嘉穂郡桂川町(かほぐんけいせんちょう)です。

そうです。国の特別史跡「王塚古墳」のある桂川町です。

 

この日は一旦、王塚装飾古墳館に寄って前回、買い損ねた「黒馬のキーホルダ」を買ってから目指す古墳に向かいたいと思います。

 

 

※王塚装飾古墳館に立ち寄り購入した黒馬の騎馬図のキーホルダー

 

 

 

※桂川町の王塚装飾古墳館

 

 

 

目指す古墳は、桂川町の豆田八幡宮境内にある「天神山古墳(てんじんやまこふん)」です。

王塚古墳から南東にわずか700mのところにある全長68mの前方後円墳です。

 

 

 

※国道200号線に架かる歩道橋は、豆田八幡宮の参道になっています。

 

 

 

※豆田八幡宮の参道(国道に架かる歩道橋)

 

 

 

※豆田八幡宮の拝殿(後ろは、天神山古墳)

 

 

発掘調査により後円部の直径と前方部の最大幅が40mであることも分かっています。

 

築造時期は、王塚古墳築造の直後に築かれ6世紀中期から後期にかけての古墳です。

豆田八幡宮の建設に際して墳丘の一部が削られていますが、周溝も深く全体としては墳形がよく残っています。

 

 

 

※天神山古墳の後円部(2段築成です)

 

 

 

※後円部から前方部を臨む

 

 

 

墳丘の盛土には赤と黒の2種類の粘土が使われており、同様に2種類の盛土がされている王塚古墳と関連性が指摘されています。

 

 

 

※後円部東側の周溝と周堤

 

 

 

昨年この天神山古墳から騎馬像や動物をかたどった飾りが施された須恵器が見つかったと発表されました。装飾付き須恵器の出土例は九州でも少なく、当時のこの地域を代表する人物が埋葬された可能性が高いものと考えられます。

 

 

 

※天神山古墳から出土した「装飾付き須恵器」(読売新聞オンラインより)


 

 

※前方部南側斜面

 

 

 

築造された時代、この地域にはヤマト王権の政治・軍事拠点「穂波屯倉(ほなみのみやけ)」が置かれていたとされています。
被葬者はヤマト王権から派遣された有力者の墓なのかも知れません。

 

 

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さて、この日のランチは、隣町の福岡県飯塚市でいただきました。

飯塚市を代表する焼肉屋さん「焼肉のMr.青木」さんです。

ミシュランガイドでビブグルマンをとった名店とのこと。

 

 

 

※駐車場側から撮った「焼肉のMr青木」(国道側が表なのでこちらは裏側?)

 

 

 

待ち時間覚悟で訪れてみると意外にも、すんなりと入店できました。

店内は焼肉屋さんとは思えないゴージャスな造りで高級クラブに迷い込んできたのではと思わせる内装です。

 

 

 

※店舗内(お客様がいない席)

 

 

 

そこで急に心配になってきたのが、ランチの値段。

家内と恐る恐るメニューを開くとランチメニューとしては許容範囲だったので「ほっ」と顔を見合わせます。

注文したのは「まんぷく4種盛」と「ホルモンランチ」、家内は雑穀米を注文。

 

 

 

※まんぷく4種盛

 

 

 

※ホルモンランチ

 

 

 

※ホルモンのアップ

 

 

 

4種盛は、上ロース・上カルビ・上サガリ・鶏せせりの4種盛にサラダ、キムチ、スープが付きます。

ホルモンランチは特上ホルモン、上ホルモン、丸腸、センマイ、ソフト(ソフトってなんだ?)にサラダ、キムチ、スープです。

 

 

 

※いただきます・・

 

 

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さすが、ミシュランのビブグルマン、間違いない美味しさです。

とくにホルモンは、絶品!!

 

食事後に建物内に小売り店舗があったので立ち寄りました。

ホルモンの種類が豊富で、ホルモン、ミノ、センマイなど数種類のホルモンをグラム指定で注文。

すぐその場で味付けをお願いして購入>

 

 

 

※店舗で持ち帰り用のホルモン購入

 

 

 

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翌日、自宅で頂きましたが、これがまた「うまし!!」

味付けが絶品です。