こんにちは、スタルぺスです。

 

遠賀川流域古墳同時公開の古墳紹介もあと2

基を残していますが、「季節もの」を先に紹

介させていただきます。

そもそも遠賀川流域古墳の紹介も大野城市の

古墳紹介の途中で「王塚古墳まつり」を割り

込まさせて紹介したことに端を発していて、

行ったけどまだブログで紹介していない古墳

が溜まりに溜まってしまいました。

 


【行ったけどまだ紹介できていない古墳】


  ・雉子ヶ尾古墳(福岡県大野城市)

  ・胴ノ元古墳(福岡県大野城市)

  ・四山古墳(熊本県荒尾市)

  ・曲崎古墳群(長崎市)

  ・若宮八幡宮裏古墳(福岡県久山町)

  ・山の神古墳(福岡県久山町)

  ・平塚古墳(福岡県粕屋町)

  ・夏吉21号古墳(福岡県田川市)

  ・建徳寺2号墳(福岡県大任町)

  ・金山古墳(長崎県雲仙市)

  ・守山大塚古墳(長崎県雲仙市)

  ・柿ノ本古墳(長崎県雲仙市)

  ・小路口鬼の穴古墳(長崎県大村市)

 

忘備録がわりに挙げさせていただきましたが

すでに13基も溜まってしまいました。

また、おいおい紹介させていただきますが、

確実に季節感がないブログになってしまうこ

とお許しください。

 

 

さて本題です。

 

今日は三連休の最終日、天気もいいので近場

ですが出かけることにしました。

でも紅葉には早いし、コスモスには遅いし、

どこに行こうかと調べていると菊池市で「菊

人形・菊まつり」を行っているとのことなの

で家内を誘って行くことにしました。

 


※「菊池市菊人形・菊まつり」

 

 

※菊人形展「袖ヶ浦決別の場」

 

 

 

菊池市は今日再婚を発表した「菊池桃子」

さんをはじめ大リーガーな「菊池雄星」選手

や歌手な「菊池亜美」さんなど、全国の「菊

池さん」のルーツの地です。

 

魏志倭人伝で登場する狗奴国(くなこく)の

狗古智卑狗(くこちひく)が菊池彦ではない

かという説があります。

 

7世紀末には鞠智城(きくちじょう)が築か

れているので「きくち」「くくち」という発

音は古墳時代にはあったのだと思います。

 

 

 

※菊まつり会場

 

 

 

菊池氏の中興の祖と言われる「菊池武光」は

南北朝の時代には南朝方につき後醍醐天皇の

皇子「護良親王」を奉じ九州探題の一色氏を

九州から追放します。その後南朝方から北朝

方に転じた小弐氏も「筑後川の戦い」で激戦

の末で破り、護良親王を大宰府に迎え入れ九

州の支配体制を確立するに至ります。

 

今、「菊人形展」が行われている菊池市民広

場の中央には、この「菊池武光」の像がそび

えており菊池市、菊池市民のシンボルとなっ

ています。

 

 

※「菊池武光」像

 

 

※「菊池武光」さんのアップ

 

 

 

菊人形展は、11月1日~15日までの開催

ですが、時期が早かったのか、まだ蕾の菊が

多かったように思います。

 

 

※「筑後川の戦い」太刀洗の場

 

 

・・・・

 

少し時間があるので菊人形展の会場から徒歩

で菊池神社に向かおうと思います。

 


※菊池神社参道(ここから山に登ります)

 

 

※まだ中腹です

 

 

※まだまだです

 

 

※もう少しです。

 

 

菊池神社は、菊池一族が本拠地とした、守山

城(菊池本城)のの跡に明治時代になってか

ら建てられた神社で12代菊池武時、13代

武重、15代武光が主祭神として祀られてい

て16代菊池武政以下、一族26名が配祀さ

れています。

 

 

※菊池神社山門

 

 

ここ菊池神社は、全国の菊池姓発祥の地とし

て全国の菊池さんが一堂に会する「菊池の会

」の本部が置かれていているそうです。

 

 

 

※菊池神社拝殿(七五三の参拝客が多かったです)

 

 

 

さて、菊人形展、菊池神社とくれば「菊池川

流域古墳」ということになります。

 

(ちょっと無理やりですが・・・)

 

ただでは帰らない古墳好き、古墳に行かない

手はありません。

 

菊池市もまだまだ未訪問の古墳が多くありま

すが、今回は菊池市七城町にある「長明寺坂

古墳群(ちょうめいじざかこふんぐん)」に

訪れました。

 

 

※長明寺坂1号墳

 

 

 

この長明寺坂古墳群、眼下に菊池平野と菊池

川を見下ろす台地上に築かれている古墳群で

全部で3基あります。

まずは1号墳、直径18m、高さ2.5mの

円墳で昭和51年に道路拡張工事で発見され

たそうです。

石室は単室の横穴式石室で安山岩割石を持ち

送りに小口積にしたドーム状で全面に赤色顔

料が塗られています。

内部からは人骨片、土師器、須恵器が出土し

5世紀後半に築造されたと考えられています。

 

 

※1号墳の墳丘

 

 

 

2号墳は1号墳の斜め向かいにあるとのこと

ですが、鬱蒼とした竹林になっており無理に

侵入すると身に危険が及ぶのではと感じ、止

む無く撤退し3号墳に向かうこととしました。

 

 

※断念した2号墳がある竹林

 

 

 

3号墳は1号墳から南東に2~300mくら

い行ったところにあります。

田畑が広がる農地の中に”もっこり”とした形

なので意外と見つけやすい古墳です。

 

 

※長明寺坂3号墳

 

 

 

説明書きには直径13mは、高さ3.5mで

古墳時代後期の築造と書かれています。

農地の中にある古墳の特徴は、墳丘のすそ野

がなくなっていることです。どれもモッコリ

とおまんじゅう(鏡餅?)の形をしています。

耕運機やトラクターですそ野が削られてしま

うのでそのような形になったものと思います。

農地の古墳の宿命かもしれません。

 


※3号墳墳丘

 

 

では今日のランチです

 

菊池の人里離れた山奥の「森の味処なかむら

」さんです

 

地鶏ときのこのお店です。

ほぼ予約で満席というお店です。

事前に予約したのですが予約時間が開店時間

の11時だったので私たちが一番乗りでした。

 

 

※「森の味処なかむら」さん店内

 

 

 

私は「地鶏炭火焼き定食」、家内は「ナメコ

だこ汁定食」を注文。

 

 

※「ナメコだこ汁定食」、もちろん地鶏の炭火焼きも

ついています。

 

 

 

※地鶏はコリコリでとても美味でした

 

 

 

地鶏の炭火焼きに惹かれた家内は、生ビール

を注文。

小鉢料理もどれも美味い!

ビールがすすむ!すすむ!


家内は思わず・・・


「生ビールおかわり!!」

 

帰りは助手席で自宅までスヤスヤとお休みで

した・・・