こんにちは、スタルぺスです。

 

宗像市の古墳巡りブログも今回で4回目とな

ります。

宗像市広陵台団地の丘陵地にある複合遺跡「

名残高田遺跡(なごりたかだいせき)」にや

ってきました。

弥生時代の集落跡や土壙墓が発見されており

、古墳時代では前方後円墳1基と円墳6基の

ほか石棺墓、石蓋土壙墓が発見されています。

 

 

※名残遺跡公園

 

 

 

この前方後円墳、詳しくはわかりませんでし

た。現地の説明書きにも5~6世紀の古墳と

だけ書いており築造年代・墳長もよく分かり

ませんでした。

 

 

※後円部だと思います。

 

 

 

※後円部から前方部を見たところです。

 

 

この名残遺跡は説明書はあるものの配置図が

アバウトなので場所がよく分かりません。

 

 

※説明板の配置図です。赤マークが現在地です。

 

 

 

遺跡公園を一巡してみましたが、残念ながら

円墳の場所や遺跡の跡をはっきりと見つける

ことができませんでした。

まだまだ修行が足りないみたいです。

 

さて・・・

 

この名残高田遺跡から車ですぐのところに「

名残伊豆古墳(なごりいずまるこふん)」に

向かいます。

この「名残伊豆丸古墳」は、この宗像市の古

墳巡りの中でも、石室に入れる古墳として期

待していた古墳です。

 

 

※名残公民館の向かい側に「名残伊豆丸古墳」があり

ます。

 

 

 

名残公民館に車を停めさせていただき、向か

いの「名残伊豆丸古墳」に向かうこととしま

す。

 

小さなお堂があり、その裏に石室入口がある

そうです。

墳形は不明ですが、石室は北東に開口してい

る横穴式石室です。

 

 

※このお堂の後ろに石室入口があります。

 

 

 

お堂に一礼をしお堂の裏側に回らせていただ

きました。

 

狭い羨道を通り抜けると真っ暗でなにも見え

ません。慌ててカバンの中から懐中電灯で照

らすとこの石室が複室構造であることがわか

りました。

 

 

※「名残伊豆丸古墳」の狭い羨道

 

 

 

前室からライトで後室(玄室)を照らすと仏

様が祀られているようです。

ちょっと「ドキッ」としてしまいました。

 

 

※前室から後室(玄室)を覗く

 

 

 

あとで調べてみたらこの仏様は「不動明王」

だそうです。いわゆるお不動様が祀られてい

るとのことです。

 

真っ暗な石室の中に仏様いたら少なからず驚

いてしまいますが、石室に仏様が祀られてい

ることはよくあることです。この時は久々の

石室への入室でしたので覚悟が足りなかった

ようです・・・

 

 

※後室には、お不動様が祀られています。

 

 

 

この横穴式石室は巨石で構成された石室で後

室の奥壁などは大きな一枚岩で造られている

ことがわかります。

 

※帰宅後、後室の写真を見ると石室の石が白

くなっていました。湿気によるカビなのでし

ょうか?それとも・・・