こんにちは、スタルペスです。

先日、熊本県立図書館に併設されている「く
まもと文学・歴史館」の特別展「蒙古襲来絵
詞と竹崎季長」展に行ってきました。


※全36ページもあるパンフレット、しかも無料

「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば
)」は教科書にも必ずと言っていいほど掲載
されている元寇の様子を今に伝える有名な資
料です。


※くまもと文学歴史館のある熊本県立図書館

戦前までは御物(天皇の私物)となっており
、現在は宮内庁が所蔵しています。

この本物が7年ぶりに熊本に里帰りしたとの
ことで、家内と一緒に観に行ってきました。

※くまもと文学・歴史館

この「蒙古襲来絵詞」はご存じのとおり、鎌
倉時代の肥後の御家人「竹崎季長(たけさき
すえなが)」が自身の活躍を描いた絵巻物で
す。


※蒙古軍と奮戦する竹崎季長(HPより)

絵巻物では季長が「文永の役(1回目の侵攻
)」で先駆けをして武功を挙げた様子や戦後
恩賞もないことを不服に思い、自ら大事な馬
を売って鎌倉に赴き恩賞奉行に直訴をする様
子が描かれています。直訴により季長はめで
たく恩賞を得ることができ、肥後国海東郷(
宇城市小川町辺り)の地頭に任じら出世を果
たします。

また、2回目の侵攻である「弘安の役」でも
敵の軍船に切り込み大活躍を果たします。


※蒙古の軍船に乗り込む竹崎季長ら(パンフより)

これら一連の元寇での活躍と鎌倉直訴の事情
などを絵巻物にして書かせ「甲佐大明神」に
奉納したのが「蒙古襲来絵詞」です。

「くまもと文学・歴史館」ではこの「蒙古襲
来絵詞」は長い巻物なので前巻と後巻で展示
日を変えて展示しています。

11月21日~12月17日は後期の展示と
いうことで、蒙古軍と騎馬の季長が戦い、「
てつはう」という大砲の弾のようなものがさ
く裂する有名なシーンなどが展示されていま
す。

※元寇防塁上の菊池一族の前を行進する竹崎季長

鎌倉武士の凄ましいエネルギーを感じる絵巻
物です。

お近くの方はぜひ行ってみてはいかがでしょ
うか? 

今日のランチ

何度か行ったことのある流通団地(熊本市南
区)の「さくら通り三楠」さんへ行ってみま
した。

ここはちゃんぽんが有名のはずですが、なぜ
かカレーの幟が出ていました。




家内は「カレー」、私は「昔ながらのちゃん
ぽん」を注文。

カレーを注文のときに辛さを聞かれたので、
3段階の真ん中の2辛を注文。

これが辛いのなんの!!





普通が1辛だったみたいです。
生卵で少しまろやかには・・・なったのです
が、家内は半分も食べないうちにギブアップ

残りを私が・・・だから太るのですが・・

でもおいしかったですよ!!
ごちそうさまでした。