大阪の街並


昨日、構造設計一級建築士の3年に一度の指定講習を受けに、早朝から大阪に行って来ました。

講習後に考査試験があるので、久々に集中した時間を過ごしました。

建築業界は高齢化、特に構造設計は甚だしく、会場で私より若い方の比率は『2割』!


一昨日、会社に地元の工業高校の一年生の学生3人が、3日間の『インターンシップ』に来てくれました。

2日目の講師を担当しました。


午前中の2時間半、休憩も要らないと、3人の学生さんと面白おかしく、真剣に互いの本音を語り合いました。


40年前の私と比べものにならない位、明確な目標を持ち、今ここを楽しんでる3人から、私の方が沢山の學び・氣付きを頂きました。


中3で、建築学科を選択した3人の理由が素晴らしくって!


1.小学生の時『マイクラ』と言う住宅から大規模な建物などを作れるゲームに嵌り、実際の建物の設計をしたくて。

2.小学校の修学旅行で、京都に行き、清水寺、金閣寺を観て、どのように作られてるのか知りたいから始まり、社寺仏閣を設計したくて。

3.幼少の頃からヨットをやっていて、中学校で日本のユース10人に選ばれ、日の丸を背負ってアジアカップに出場するも惨敗。海外選手との実力の差を感じ、高みを目指しスポーツ推薦で他県から進学。

1年間建築を學び、ヨットと同じ自然に相対する建築に少し興味が。


三者三様の動機に対して、彼らの想いや疑問を聴きつつ、私が担当する構造設計、『Wakky流』の設計・建築のいろは、仕事、生きるとはを話しました。


1日の講義の最後に『10年後の自分』を一人づつ、語って貰いました。


数時間後の彼らは、一段と自信に満ちた『表情』になり、自信を観じる『言霊』で、三者三様が明確な夢を語ってくれました。


1.建築士を目指す専門学校に進学し、最短で建築士の資格を取り、意匠設計士になり公共建物を設計している。

2. 構造設計士も視野に入れ大学に進学し、世界の歴史建造物を観て回り、設計士として未来に残る建物の設計する。

3.正直言って、ヨットのプロを目指しつつも、好きなことを職業にするとヨットを楽しめなくなると思い始めていました。

今日の講義を受け、高校インター杯優勝、アジアカップに出場し、海外のライバルへのリベンジを目指す。

頂点の景色を観てどうなるか分かりませんが、建築を學ぶために進学し、建築家になり、大好きなヨットを趣味として楽しむ自分!


彼らの夢を聴く中で、10年後の彼らのリアルな姿が『映像』として降りて来た。

一期一会のご縁に大切に、興味あることを躊躇せずにチャレンジし、今ここを楽しみ、常に感謝に繋がる!ことを最後に伝えました。


3人と握手を交わし、Wakky講座が終了!


変容する日本、世界を牽引する日本!

目の前の彼らを観て、若い方々がそれを実行してくれると確信しました。

ありがとう🌈✨


あるがまま『今ここ』、心穏やかに!


これからだ‼️