こんにちは、看護師の岩田です🐸
先日、四国犬が人や犬を噛んでしまうという痛ましい事故がありましたね。
その時に狂犬病が話題になっていましたが、皆さん狂犬病予防法はご存知ですか?
年に1回の予防注射がなぜ必要なのか知らない方が多いかと思います。
今回は春に向けて、狂犬病についてお話します
そもそも狂犬病はなぜ恐れられているのかというと、発症してしまうと死亡率がほぼ100%だからです
YouTubeで検索すると症状の動画が出てきますので、興味のある方は調べてみてください。
(けっこうショッキングな動画なので、閲覧される際はご注意ください!!)
日本は狂犬病が発生していない、数少ない「清浄国」です!
1956年以降国内での狂犬病は発症してません。
これはワクチンや検疫などのおかげです。
しかしワクチンは7割が接種していないと、集団としてはあまり効果を発揮出来ません、、
そのため、日本国内では狂犬病予防注射を接種させることが義務付けられています!
そしてそれを管理するために、
①市区町村への登録する
②犬に鑑札を装着する
これらも飼い主の義務となっています!
あまり知られていないのですが、これらの義務を怠ると20万円以下の罰金などがあります
今回の事故ではこの飼い主の義務を果たしているかが問われるかと思われます。
少し脱線しますが、今回のような狂犬病予防注射を受けていない犬に噛まれると、暴露前ワクチン(狂犬病を発症する前のワクチン)を複数回接種する必要性が出てきます!
これは保険適用外になるので、それなりの費用になります。
それを噛んでしまった犬の飼い主が負担するとなると、罰金と合わせてそれなりの額になるかと思います、、
日本以外にも清浄国はありますが、清浄国だったのに狂犬病が発生してしまった国もあります。
狂犬病予防接種率は減少傾向にあり、一昨年は約71%だったようです
みんなが安心して暮らせるように、愛犬のためにも飼い主の義務はこれからも果たしていきましょう!
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