こんにちはトリマーの伊勢です
先週は大寒波がきて寒さが厳しい日が続きましたね⛄️
皆さん風邪などひかないようにお気をつけください

今回は猫の目の色のお話をしようと思います

生後間もない子猫は、品種や毛色に関係なくほとんどの子がブルーの瞳の色をしています。
この色のことをキトンブルーと言います。
子猫には虹彩に含まれるメラニンがほとんどないため、目の色が青くなるといわれています。
成長とともにメラニンが形成されるようになり、生後7週目あたりから徐々に目の色が変化していきます!
目の色は様々な色があるのでいくつか紹介していきたいと思います!
まず1つ目はブルーです。
ブルーの色の子は虹彩にはほとんどメラニン色素がありません。
同じ青でも、淡い青のアクア、中間色のブルー、濃く深いサファイアと呼ばれることがあります。
色素が薄いということで、白猫や薄い毛色の子に青い目の子が多いといわれています。
シャム猫やラグドールなどの純血種に多いです。
2つ目はグリーンです。
緑色の目の色はブルーの次に虹彩のメラニン色素が少ない遺伝子の猫です。
緑色の子は、毛先だけまたは体の一部分だけに濃い色がある被毛の猫に多いといわれています。
寒い地域原産の猫や洋猫に多く、ロシアが原産のロシアンブルーなどによく見られます。
3つ目はヘーゼルです。
ヘーゼルはヘーゼルナッツの実のような色のことです。
淡い緑色と茶色が混ざりグラデーションになったような色です。
虹彩のメラニン色素の薄い猫と濃い猫のミックスに見られる目の色で、
ヨーロッパ系の猫と日本猫のハーフの子にも多いようです。
4つ目はイエローです。
黄色や金色、橙色の目の色をした子は虹彩のメラニン色素が強めの遺伝子の猫です。
日本猫では割と多く見られるカラーですが、この系統の色は幅が広く、
同じイエロー系でも光の当たり方などで違う色に見えることもあります。
温暖な地域に見られることが多く、同じネコ科のライオンやトラもこの色が多いイメージです。
5つ目はカッパーです。
カッパーは最も虹彩がもつメラニン量が多い遺伝子の猫で、日本猫で最も多いといわれています。
カッパーは銅や土のような濃い茶色がかった色です。
他にもオッドアイといって左右で目の色が違う子もいます。
猫の他にも様々な動物で見られますが特に猫で多いそうです。
この珍しさから幸運を運ぶ猫ともいわれているそうです

ちなみにうちのせんちゃんはブルー目の寄り目ちゃんです🥰