2024年7月1日(月)

 

田名部街道「田名部~佐井」(3)つまみ食い街道の旅(GSV)

 

街道地図は下記クリック

 

 

「青森銀行 むつ支店のある十字路」(むつ市本町)

ここが、田名部街道の中心と見た。

 

田名部街道は江戸時代の中頃までは陸奥湾沿いの野辺地―田名部間を指したが、

その後蝦夷地の警備が重要視されるに伴って太平洋・津軽海峡沿岸の田名部-佐井間も整備された。

田名部街道は、大間,佐井に向かって、直進。

ここを起点に、西に、脇野沢に向かうのが、「西通道」

 

右手に、田名部神社」(むつ市田名部町)

左手に、「代官山公園 / PARK DAIKANYAMA 青森 グランピング」(むつ市小川町)

 

左に、「関乃井酒造」

神明社

 

神明社から街道を眺める。

 

神明宮の六差路?で、右折して国道275号を行く。(むつ市柳町)

 

 

国道338号を横断。

 

「女館川」を渡る。

椛山集会所」(むつ市田名部前川目)

関根地区を行く。

「むつ関根郵便局」(むつ市関根北関根)

石神温泉の先で、国道275号を離れ、右折。

「出戸橋」(出戸川)を渡る。

国道279号に合流して、関根浜(津軽海峡)を右手に見る。

振り返れば、尻屋埼灯台が見える。

 

尻屋崎は、青森県下北郡東通村にある下北半島の北東端をなす岬。

岬の北側は津軽海峡、東側は太平洋。潮の変わり目である。

 あたり一帯には寒立馬(かんだちめ)という馬が放牧されており、観光の要所になっている。

 

尻屋崎周辺の海域は、津軽海峡から太平洋へと潮の流れが変わりやすく、また濃い霧がよく発生するため、

海上交通の難所として古くから恐れられ、江戸時代にはここは避けて、

下北半島の物資は専ら西廻り航路(北前船)で日本海経由で運ばれた。

太平洋経由の江戸から北上する東廻り航路は江戸中期にようやく八戸までの交通が確保されたにすぎなかった。

蝦夷地の本格的な開発は、この海域をはじめとする、安全な航路と海洋技術の開発を待たねばならなかった。

明治9年に尻屋埼灯台ができたが、明治16年から25年の間には16件の海難事故があった。

 

左に、「大己貴神社」(むつ市関根安畑)

「正津川」を渡る。

将軍地蔵尊のY字路」で、国道279号を離れ、左折して、旧道へ。

 

「むつ市大畑町」に入る

1889年(明治22年)大畑村、正津川村が合併して村制施行し、大畑村が発足。

2005年(平成17年)下北郡川内町・脇野沢村とともにむつ市に編入。

 

「大畑川」を渡る。

左に、「正津川郵便局」(むつ市大畑町正津川平)

 

T字路、本線は、右折して、すぐに、左折して、(大畑川)を渡る。

将軍地蔵尊のT字路で、国道279号を離れ左折して旧道へ。(むつ市大畑町)

左に、「大畑郵便局」(むつ市大畑町東町)

T字路 本線は右折。

左折すると、旧大畑駅(今は、下北交通 大畑出張所)

 

「大畑川」を渡る。

その先、山越え道は消滅。

「西宮神社辺り」で、国道279号に合流。(むつ市大畑町二枚橋)

 

「釣屋浜」を過ぎ、海岸線を離れ、「木野部峠」を越える。

右に、「むつ市木野部 地区公民館」(むつ市大畑町佐助川)

 

「小赤川橋」(小赤川)を渡る、

左に「むつ市 大畑庁舎 赤川地区公民館」(むつ市大畑町大赤川)

むつ市大畑町赤川村→風間浦村

 

「風間浦村 甲集会所」(風間浦村下風呂甲平ノ下)

風間浦村(かざまうらむら)は、下北半島北部、津軽海峡に面した本州最北の村である。

1889年町村制の施行により、下風呂村、易国間村及び蛇浦村を廃し、その区域をもって下北郡風間浦村を設置。

村の名称は、設置前のそれぞれの各村から一文字ずつ取って合わせたもの

 

「下風呂(しもふろ)地区(風間浦村下風呂)

下風呂地区は古くより湯治場として知られ、温泉ホテルが並ぶ。

右に、風間浦郵便局、下風呂漁港

 

左に、「桑畑公民館」(風間浦村易国間二タ川)

桑畑台 むつはまなすライン 」(風間浦村易国間)

国道279号を離れ、易国間川を渡ると、易国間(いこくま)地区の中心街へ。

左に、「風間浦村役場」(風間浦村易国間大川目)

左に、「易国間郵便局」(風間浦村易国間易国間)

国道279号に合流して、左折。

 

「沢の黒海岸」(風間浦村蛇沢ノ黒)

蛇浦(へびうら)地区の中心街を行く。

右手に、「蛇浦漁港」(北郡風間浦村蛇浦)

右に、「蛇浦簡易郵便局」(北郡風間浦村蛇浦)

 

「垂水川」を渡る。

風間浦村→大間町

大間町は、下北半島西北端にて、本州最北端に位置する。

北端の大間崎は国際海峡である津軽海峡に面し、津軽海峡対岸の北海道汐首岬(函館市)までは約17 km、

本州にありながら、北海道南端よりも北に位置する。

地理的特性上、大間崎からは海(太平洋)からの日出、海(日本海)への日没が望める。

 

大間警察署辺りで、国道279号を離れ、右折して旧道へ。

「ときわ橋」(大間川)を渡る。

国道338号に合流して、左折。

 

大間町役場のある十字路」(大間町大間奥戸下道)

本線は、直進。

右折すれば、津軽海峡フェリー 大間ターミナル、大間漁港。

 

 

右に、「電源開発 大間原子力建設所」

「奥戸川」を渡り、「大間町奥戸地区」を行く。

大間町→佐井村

佐井村は、下北半島を「まさかり」に見立てると、刃の部分にあたる。

集落は海岸線に沿って8集落(北から原田、古佐井、大佐井、矢越、磯谷、長後、福浦、牛滝)

佐井地区(大佐井、古佐井地区)に人口の6割近くが集中する。

 

 

江戸時代には南部藩領となり、ヒバの産地および積出し港として、

また、蝦夷地への渡船港として栄える。

享和3年、江戸幕府は、この佐井 - 函館(箱館)航路を海峡航路のメインルートと定めている。

 

「黒岩沢」を渡ると、「古佐井地区」

「古佐井」を渡ると、「佐井地区」

 

左手に「箭根(やのね)森八幡宮」(佐井村佐井八幡堂)

県道468号を横断する十字路。

ここを、田名部街道のゴールとした。(佐井村佐井大佐井)

右折すれば、佐井港。