2023年5月14日(日) 7・1 UP予定
飛騨街道東道「神岡町船津散策」(4)(12:30 13:30)
神岡町(かみおかちょう)は、神岡鉱山の町として栄えた。
1950年、船津町、阿曽布村、袖川村が合併。
2004年、古川町、宮川村、河合村と合併して飛騨市が発足し、神岡町は廃止された。
神岡鉱山から流出したカドミウムは高原川を通じて神通川に流れ込み、
大正時代には神通川下流の富山県で公害が表面化した。
戦後の1968年(昭和43年)にはイタイイタイ病が国の公害病に認定され、
三井金属鉱業と被害者の間で長期間にわたる訴訟が行われた。
神岡鉄道神岡線
富山県婦負郡細入村(現・富山市)の猪谷駅から、高原川をさかのぼる形で
神岡町の中心部まで、19.9キロメートルの神岡鉄道神岡線がのびていた。
飛騨神岡駅は旧船津町の、奥飛騨温泉口駅は旧阿曽布村の中心に近かった。