「奈良街道・大和街道」について (京都府内で呼ばれる)
京から伏見を経て奈良に至る街道は、一般的に「奈良街道」あるいは「大和街道」と呼ばれる。
京・伏見間は山沿いの「伏見街道」と、平野部の「竹田街道」の2ルートがある。
山科盆地内(髭茶屋追分から六地蔵)
東海道の髭茶屋追分で「三条大橋」への道と分かれ南西へ進み、大宅、小野、醍醐を経て、六地蔵に達する。
髭茶屋追分から小野付近までは、大坂へと向かうかつての東海道延長部(東海道五十七次)の一部でもある。
大和街道(小倉堤上の道)
伏見から豊後橋(現在の観月橋)で宇治川を渡り、巨椋池に築かれた小倉堤の堤上を進み、西目川、槇島を経て、
小倉からは直線的に南下して大久保で宇治からの道と合流し、奈良へと続く。
巨椋池東岸(六地蔵から宇治を経て大久保へ)
六地蔵(あるいは西の観月橋付近)から木幡、宇治を経て、宇治橋を渡り、大久保で小倉堤上を南下してきた大和街道と合流する。
明治時代には、黒染から深草大亀谷、八科峠を経て六地蔵までの道(黒染通)とあわせて、奈良へ通じる街道として「奈良街道」と呼ばれる。