鉄道模型ジオラマを
春夏秋冬4つの季節ごとにモジュールを分けて製作してきましたが、
最後の部分がやっと完成しました。
冬景色らしく、もう少し閑散としたイメージで仕上げるつもりでしたが、
ストーリーと関連付けて色んな情景を盛り込んでいくうちに、
ごちゃごちゃとしたものになってしまいました。
左側に真冬の豪雪地帯、右側に雪解けの山間部、
中央部分に高速道路や踏切を配した小さな町を配置しています。
以下、ひとつひとつ説明します。
まず左側の豪雪地帯は、複々線(4路線)+引き込み線の計5路線。
雪の表現には、石膏、紙粘土、タミヤ製テクスチャーペイントの粉雪、
重曹などを使用しています。
雪の表現については様々な方法があると思いますが、
一番大変なのは、車両の床下部分や、車輪のフランジ部分が干渉しないよう、
丁寧に削り取ること。
薄い塗膜であっても、最低地上高の低い車両などはすぐに干渉・脱線
してしまうので、何種類かの車両で走行テストを行う必要があります。
こういった地味な作業を根気強くやるのは大変ですが、
ここさえクリアすれば残作業の楽しみや自由度が拡がると思います。
次は、山間部。
「トンネルを抜けたらそこは雪だった」みたいな表現がしたかったので、
それぞれのトンネル出入り口で雪の量が異なります。
ま、こうも極端に景色が変化するような場所はないかもしれませんが、
ここは遊び心満載で作りました。
山の上には飛行機の滑走路を配置。
Nゲージの縮尺1/160~1/150に対して、
この飛行機のおもちゃは1/200スケールなので、
厳密にいえば縮尺比率が違いますが、
ここも遊び心満載でデフォルメしています。
最後に中央部分。
左側に片側2車線の高速道路、右側に一般道を配置。
一般道路と鉄道路線が交差する部分は、
手前の複線部分は踏切(トミックス製の自動踏切)を配置し、
奥の複線部分はアンダーパスとしています。
アンダーパスの部分は、予めボードを切除・加工し、スロープを作っています。
高速道路の防音壁、建物の屋根、道路脇、樹木にも、
ウェザリングや雪の表現を施しています。
あと、石焼き芋のリアカーも配置し、冬っぽい表現を向上させていますが、
よく見ないとわからないかもしれません。
で、春夏秋冬のモジュールがすべて完成したので、
早速連結してテスト走行をやりたいところなのですが、
1500mm×3200mmのスペースを必要とするため、
事前準備として家の中のかたづけが必要となります。
春になって暖かくなり始めたら、やりますね。(ほんまかな?)