僕は全盲で車いす。
僕たち(のぶとさち)が、発信させて頂いている
『目が見えません』マーク
先日、僕の友達からオーダーでの
作成を依頼された。
その友達は僕にパラ・パワーリフティングという
競技があることを教えてくれた友達だ
彼女は、ほぼ全盲に近い車いすの友達。
パラ・パワーリフティングには
「視覚障害部門」と「下肢障害部門」がある。
僕は「視覚障害部門」で、
彼女は「下肢障害部門」。
彼女は、競技を始めてわずか1ヶ月で
日本代表になってしまう僕の自慢の友達だ
その彼女が、6月にジョージアで開催される
世界大会に出場する。
世界大会はこれが2度目の出場だ。
その時に『目が見えません』マークを
使いたいと言ってくれた。
『目が見えません』マークが・・・
な、な、なんと
せ、世界デビュー!?
とビックリした
僕たち(のぶとさち)なのでした
オーダーの内容というのは
『目が見えません』ではなく
『目が不自由です』にしてほしいということ。
『目が不自由です』の下には
英語表記で『I'm blind』と入れてほしい
ということだった。
※ I'm blindの意味は、私は目が見えない。
そして出来上がったマークがこちら
角を丸くした名刺サイズ程の白いフェルトの生地の中心部分から少し下に、閉じたまぶたと鼻を黒の刺繍糸で表現し、まぶたの下にピンクの刺繍糸で頬を表現。生地の中心から上にまぶたを閉じたイラストとのバランスを考えて「目が不自由です」の文字、そしてその下に英語表記の「I'm blind」の刺繍がしてある。文字の表記は違うもののデザイン的には、本来の「目が見えません」マークとほぼ変わらない。
フェルトのまわりはレインボーの刺繍糸で縁取ってある。
※僕と同じように画像では分からない方のために、説明を入れてみましたが、説明が下手くそなため分かりづらかったらごめんなさい
前にもどこかの記事で
書いたことがあるのだけれど
「目が見えません」マークには
メリットだけではないと僕たちは思っている。
目が見えない、不自由だとマークで伝えることで
危険な目に遭うことも
あるかもしれないということも
考えておかなくてはいけないということだ。
海外では障害者に対してのリスペクトがある反面
もしかしたら、危険地域では危険な目に遭う
可能性が高くなるかもしれない。
そのことについても、友達には伝えた。
マークについては大会の会場でしか
使わないので大丈夫とのことだった。
なにわともあれ、このマークが
日本から海外へ進出することに変わりはない
6月に世界デビューする予定の
『目が見えません』マーク
なのでした
『私たちは一度も海外に行ったことがないのに、マークが先に行ってしまうとは嬉しいけどね
』byさち