映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」を観に西宮ガーデンズへ。
加藤和彦を知る年代の人も少なくなってきたかなあ・・・
1967年だか78年、自身は小学校6年生だったが、ラジオから流れるフォーククルセダーズの「帰って来た酔っ払い」をオープンリール(テープレコーダー)に録音して繰り返し聞いていた記憶がある。
その後「イムジン河」が発禁になって急遽差し替えの「悲しくやりきれない」を3時間で作曲した加藤は文字通りやりきれなかっただろうが、その曲(悲しくてやりきれない)も名曲とそて今に唄い継がれている。
加藤和彦は、サディスティックミカバンドといえばロック好きな人なら若い人でも分かる人もいるのあなあ?
晩年はアルフィーの坂崎幸之助とユニット「和幸」を組んで活動(2007年~)していたが、2年後の2009年に62歳で自死した。
フォーククルセダーズのメンバーで加藤和彦の代表曲ともいえる「あの素晴らしい愛をもう一度」を一緒に唄った北山修は当時は一流の精神科医になっていただけに、加藤の自死を防げなかったことは悔やまれただろう。
もちろん北山氏になんの責任もないんだけど。
ちなみにこの映画自体は自分は退屈でした。
写真は映画を観た西宮ガーデンズ内にあるお店、カンテグレンデ西宮ガーデンズ店。
カンテグレン中津店は、チャイ(インドやネパールの甘いスパイスの効いたミルクティー)を全国に普及させたことと、ウルフルズのトータス松本がバイトしていたお店ということで関西では有名である。