今更言うまでもないけど、2017年7月に、急性リンパ性白血病を患ったことが分かったよ。
しかもフィラデルフィア陽性という予後不良の典型的なものね。
そのため、生き延びるためには、骨髄移植を受けるしかないと判断して、骨髄移植を受けた。
幸い、骨髄移植は成功して、無事退院することができたよ。
しかし、骨髄移植が成功しても、5年生存率は、60%という厳しい現実がある。
骨髄移植を受けたのは、もちろん助かるため。
しかし、骨髄移植を行ったら慢性GVHDや合併症といった危険も同時についてくるものである。
さらには、たとえ骨髄移植を受けても再発の可能性はゼロにはならない。
特に、脳などの中枢神経に髄外再発がおこれば、かなり危険な状態になる。
その中枢神経での髄外再発は、フィラデルフィア陽性の場合、かなり多いらしく、しかもこれを予防する方法は、現在のところないわけで、これが現在の医学の限界ということなのであろう。
でも、そのときに、みんなに何も言わずに逝くことはしたくない。
さりとて、そのときが来るときに、ブログを書くことは、到底できないであろう。
というわけで、万一のときのために、遺言を残しておくことにしたよ。
万一、このブログが、アップされたときは、NOBURINは、この世にはもういないということになるよ。
いや、もしかすると、まだ生きているという可能性もある。
でも、そのときも、植物人間になっているとかで、このブログがアップされるのを止めることもできなくなっているということ。
つまりは、いのちはまだあるものの、ブロガーとしてのNOBURINは、もういなくなったということね。
NOBURINも、本当は、まだまだやりたいこともあるよ。
それでも、国内は47都道府県に最低1回は行ってるし、海外にも、シンガポール、ハワイ、中国、台湾、マレーシア、タイ、韓国、オーストラリア、フランス、イギリス、アメリカ、香港、ベトナムに行った。
そして、日本将棋連盟から、参段免状をもらったし、奈良まほろばソムリエ検定奈良通1級にも合格した。
さらには、マナカナファンの集いも2009年~2016年まで関西は毎年行ったし、関東も2013年と2016年に行ったよ。
さらにライブやイベントにも何回も行った。
それから、茉奈佳奈以外にも、菊池桃子chanのライブやNANTAの日本公演も見に行ったりしたこともあったよ。
それと、大相撲3月場所も一度桟敷席で観戦したこともあったよ。
それから、平城遷都1300年祭には16回行ってるし、平城京天平祭など、あおによし奈良の都のイベントにも何回も行けた。
特に、天平行列には2010年から2017年まで、毎回ではないものの、毎年最低1回は参加させていただいた。
それから、春日大社の式年造替では、お砂撒きもしたし、普段は神官と天皇以外入ることができない本殿も見ることができたよ。
そして、「NOBURINの別荘」も、入れ替わりはあったものの、たくさんの方に愛読していただいた。
そう考えると、これまでやりたいことをやってきたわけで、貴重な体験も結構してきたわけで、結構楽しかったなと思っているよ。
ただひとつ、心残りは、自分の子孫を残せなかったこと。
やっぱり、自分の血を引いた子供は欲しかったなぁ。
本当は、まだまだやりたいことは、いくらでもあるわけだし、逝ってしまうには、ちょっと早いとは思うよ。
とは言え、不老不死ということはあり得ないわけで、いつかはその日は必ずくるもの。
それが、今になってしまったのは無念ではあるけど、これも運命だったと受け入れざるを得ないのだろうね。
そして、読者のみんなには、今まで「NOBURINの別荘」をご愛読していただいておおきに。
そして、応援してくれたのに、こんな結果になってしまって、みんなには申し訳ないと思っているよ。
そして、最後にあおによし奈良の都と平成の名曲「いのちの歌」をよろしく頼むね。
あおによし、奈良の都には、古都奈良、法隆寺そして、熊野古道(三重県・和歌山県にもまたがってはいるけどね)と世界遺産が3つもあるよ。
そして最近は、「奈良大立山まつり」、「なら瑠璃絵」、「平城京天平祭」、「燈花会」などのイベントも開催されるように」なったよ。
もちろん、「若草山の山焼き」、「東大寺のお水取り」、「正倉院展」、「鹿の角きり」、「春日若宮おん祭」などといった、昔からの行事もあるよ。
そして、平成の名曲「いのちの歌」。
この曲は、「いのち」をテーマにした、いのちの尊さ、生まれたことや出会いに対する感謝をそのまま曲にしたもの。
特に、この曲の最後の5小節を一人一人が胸に刻み込むことができれば、犯罪や自殺は、大幅に減るものと思われるし、一人一人が思いやりを持つことができて、誰もがすごしやすい素晴らしい社会になっていくものと確信しているからね。
そんな思いから、こうした、素晴らしい曲は、後世まで歌い継がれていってもらいたいと思っているよ。
それじゃあ、今までの感謝の気持ちも込めて、その平成の名曲「いのちの歌」をお届けするね。
いのちの歌
茉奈佳奈
生きてゆくことの意味
問いかけるそのたびに
胸をよぎるいとしい
人々のあたたかさ
この星の片隅で
巡り合えた奇跡は
どんな宝石よりも
大切な宝物
泣きたい日もある
絶望に嘆く日も
そんなとき そばにいて
寄り添うあなたの影
二人で歌えば
懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの
優しいあのぬくもり
本当に大事なものは
隠れて見えない
ささやか過ぎる 日々の中に
かけがえない 喜びがある
いつかは誰でも
この星にサヨナラを
するときがくるけれど
いのちは継がれてゆく
生まれてきたこと
育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
このいのちにありがとう
この平成の名曲は、こちらから聴けるよ。
そして、NOBURINは、この先、地獄に行ったのか、天国に行ったのか、またどこかで生まれ変わるのか、はたまた無になってまっているのか…それは、正直言って分からない。
でも、もし、またあの世で会うか、生まれ変わって会うかは分からないけど、どこかで会うことがあったら、みんな、また仲良くしてね。
そして、みんな、この世での生活をたっぷりと楽しんでね。
そして、何かの拍子に、ふとNOBURINのことを思い出したときには、どの記事でもいいから、このブログを読み返してもらえたら、これに勝る幸せはないよ。