さて、フエに到着したNOBURINとせんとくん。
フエは、ベトナム中部にある街だよ。

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ハノイから約700kmところにある。この街は、ベトナム最後の王朝、阮朝(グエンチョウ 1892~1945年)の都が置かれていた。
かつて、ユネスコの事務局長をしていたムボウ氏が「賞賛すべき建築上のポエムである」 と言ったくらいであり、現在、世界遺産にも指定されている。
そんなフエ市の人口は、約36万人、フエ省の人口は約127万人で規模としては、あおによし奈良の都とほぼ同じ…古都という点でもあおによし奈良の都と類似性のある街である。
ベトナムに行くと決めたときも、そんなフエだけは、外せないと思ったくらいなんだ。
そんなフエの阮朝王宮を見学しに行く。
チャンティエン橋を渡り、チャンフンダ通りをしばらく歩いて右折すると、阮朝王宮の外堀にかかる門がある

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こちらがドゥオントゥ門である。そのほかにも、外堀にかかる門は、ガン門、サップ門、ニャードゥ門などいくつかあるよ。
えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、そんな説明はどうでもいいから、写真撮ってって?
あのね、どうでもいいってことはないでしょ。読者には、解説しないといけないんだからね。

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えっ?何なの?…お父さんの解説は長々とくどいんだよ。だから、更新も遅れるんじゃないって?
ったく、あんたはいちいちうるさいの。あんたは、余計なこと言うのはやめなさい。
さて、外堀の内側には、さらに、内堀がある。その内堀を渡った先にあるのが、

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王宮門である。この先か…ちょっと、せんとくん、人が話しているときに、何なの?
お父さん、写真って?…まったく、しょうがないなぁ。

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あっ、ゴメン、ゴメン。息子が邪魔したから、説明途中になっちゃったね。
もとい、この先から、有料になる。NOBURINも入場料を払って中に入る。入場料は8万ドン(1000ドン=約3.8円)。せんとくんは、父親同伴ということでタダ。
さて、14時30分から、閲是堂で宮廷舞踊のショーがあるから、そちらに急ぎ向かう。
こちらが、その閲是堂である。

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えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、この写真、ショーの時間があるから、ショーが終わってから撮ったのに、あたかも、ショーの前に撮ったかのように編集してるじゃない。そんなことしていいのって?
コラ、せんとくん。何バラしてるの。それは、バラしちゃダメでしょ。嘘も方便って言って、ときには、嘘も必要なんだからね。
えっ?何なの?…でも、お父さん、いつも僕には嘘つきは泥棒の始まりって言って、嘘は絶対いけないって言ってるじゃないって?…ったく、あんたは、ああ言えばこう言うんだから。
宮廷舞踊ショーは、別料金。最前列でお茶とおつまみつきの12万ドンの席と、ミネラルウォーターつきの7万ドンの席があるらしいが、NOBURINが行ったときは、7万ドンしか表示されていなかったよ。
7万ドンを支払って(せんとくんはタダ)中に入る。2列目までが、椅子と椅子の間にテーブルがあって、リボンで仕切られている。
3列目からは椅子のみが並んでいるので、2列目までが12万ドンの席だろうと思い、3列目に座る。
すぐに、「チケット」と言われたので、チケットを見せる。
すると、前に行けと言われる。他のお客さんも前に行くように言われている。
この時間のお客さんは、NOBURINを入れて5人(せんとくんも入れたら6人)。
お客さんの少ないときは、7万ドンの席のみで、12万ドンの席も開放しているみたいだね。
この、閲是堂では、実際に皇帝が宮廷舞踊(「ニャーニャック」という)を楽しんでいたとか。
ちなみに、これは、皇帝だけが楽しんだといわれているみたいだよ。
この宮廷舞踊はユネスコの世界無形遺産にも登録されているよ。
その閲是堂の舞台はこちら

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お客さんが少ないことをいいことに、せんとくんも、座席を一つ占領したよ。

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せんとくんがタダで席の一つを占領しても、特に咎められなかったよ…もっとも、ミネラルウォーターを配るとき、せんとくんだけなかったから、ふてくされていたけどね。
まずは、民族楽器の演奏で始まった。

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続いては、何やら龍が二匹出てきたよ。

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そして、コミカルな動きをする。

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何やら、二匹が絡み合って、

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やがて、一匹が倒れこんで、

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そして…

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一匹増えているよ。ちょっと分かりにくいかな?では、増えた一匹を…

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小さい子は、二匹の間を行ったり来たりしているよ。その動きがカワイイなぁ。
その映像は…ゴメン、撮れなかったよ(って、何じゃそりゃ)。
そして、やがて、立ち上がるのであった。

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続いては、

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躍りである。華やかな躍りを披露

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皇帝の寵愛を受けた踊り子さんもいたのかもしれないよね。

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そして、NOBURINの寵愛を受ける人もいたりしてね(って、それはナイナイ)。

続いては、

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民族楽器の演奏である。実は、今まで、後ろで演奏していた人達。
それが、

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前に出てきて、一躍主役になる。

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せっかく出ているのだから、お客さんによく見えるように、顔は見せておかないとね。

次は、

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やはり、躍りだが、先ほどの躍りが華やかなだったのに対して、こちらは、

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神秘的な雰囲気…と思ったら…

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組み立て体操?

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えっ?せんとくん、何だって?…組み立て体操って、そんなわけないじゃない。お父さんの発想って、貧弱だよねって?
そうそう、お父さんは、この程度の貧弱な発想しかできな…って、コラ、せんとくん、何を言わせるの。あんたは、いちいち口をはさむのやめなさい。
そして、宮廷舞踊はフィナーレを迎えたのであった。

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民族舞踊が終わった後は、王宮内の見学。
王宮内を歩いていると、

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金の龍の像があったよ。
あれ?そういえば、せんとくん、どこに行ったんだろう?

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あっ、コラ、せんとくん、あんたは、どこに登ってるの。そんなところに登ったらダメでしょ。
ったく、あんたは、好き勝手言うだけじゃなくて、好き勝手なことやって…もう許さないからね。今からたっぷりとお説教するからね。
あっ、みんなゴメン。これから、せんとくんをお説教しないといけないから、今日はここまでにさせてもらうね。
えっ、せんとくん、何?…時間がなくなって、中途半端なところで終わったから、僕をお説教するということにして、ごまかしたでしょうって?
コラ、この期に及んでまだそんなこと言って。お説教、2時間はするからね。