さて、3日目の夜ハノイを発つNOBURINとせんとくん。
向かった先は、ハノイ駅である。
そして、こちらがハノイ駅…と思ったけど、ゴメン、スーツケースを抱えていたから、写真撮れなかったよ(って、何じゃそりゃ)。
今回NOBURINが乗ったのは、ハノイ発、ホーチミン行きのSE19列車。
ハロン湾に行ったときの、ガイドさんによると、ベトナムの鉄道は、とにかく遅いとか。
実際、時速も約51km…保線の問題や機関車の性能の問題なんかもあるのかな?
NOBURINが乗車したのは、7号車のソフトベッド。
こちらが、その室内である。

NOBURINの別荘-DVC00385.jpg
ソフトベッドは、4人1室の個室…もっとも個室といっても、他の人と同室になる可能性もある。
中国の鉄道の軟臥と類似していたよ。そういえば、ベトナムから中国への国際列車もあったっけ。
ベッドはこんな感じ

NOBURINの別荘-DVC00386.jpg
ちなみに、枕と毛布がある。カーテンはない。上段に登るはしごもなくて、足をかけるところがあるだけ。
スーツケースとか、大きい荷物はベッドの下に入れられるようになっている。
枕元には、明かりがある。
壁には、ネット状の物を置く場所が…

NOBURINの別荘-DVC00390.jpg
…って、言うか、せんとくん、あんた、どこで寝てるの?
えっ?何?こんなせまいベッドで、寝相の悪いお父さんと一緒に寝たら、いのちがいくつあっても足りないよって?
…って、言うか、あんた、いのちあったっけ?(って、なんで急にリアルになるねん)。
ベトナムの列車の中で売っていた弁当(?)

NOBURINの別荘-DVC00389.jpg
ちなみに売っていたのは、これ1種類。Kkunだったら暴動を起こしかねないなぁ。
ソフトベッドの通路
NOBURINの別荘-DVC00388.jpg
とにかく狭くて、譲り合わないとすれ違うこともできない。これは、日本と同じ?
日本でいうと、トワイライトエクスプレスのB寝台に一番似ているかな?(ちなみに、トワイライトエクスプレスのB寝台はセミコンパートメント)。
でも、これは、ベトナムでは、もっとも良いクラス。
他には、ハードベッド(3段ベッド、オープンスペース)、ソフトシート(座席車、リクライニングシート)、ハードシート(ガイドブックには載っていなかったが、快適とは言い難いクラスらしい)がある。
しかも、NOBURINのコンパートメントの扉のたてつけが悪くて閉まらないという問題もあったよ。もっとも、途中の駅から、同室者が乗ってくる可能性もあるから、扉の鍵を閉めるわけにもいかないけど、とにかくしまらない話だよね。

NOBURINの別荘-DVC00387.jpg
えっ?せんとくん、何だって?…お父さん、ホント、くだらないよね。そんな、くだらないこと言って恥ずかしくないのって?
うるさい、あんたは、そんなところで、ツッコミ入れるんじゃないの。
途中の駅から、乗ってくる人がいたよ。しかも、女性。もっともNOBURINのほうも、半分寝ぼけ眼だったから、顔や年齢までは分からなかったけどね…まあ、でも少なくとも子供やおばあちゃんじゃなかったことは確か。

NOBURINの別荘-DVC00387.jpg
えっ?せんとくん、何だって?…でも、相手の人も横にお父さんみたいな飢えた狼がいるっていうのに、よく平気で寝ていられるねって?
コラ、せんとくん、人聞きの悪いこと言うんじゃないの。お父さんだって、これでも一応物の分別くらいは分かっているつもりなんだからね。
えっ?何だって?…分かってるつもりっていうことは、分かってるっていうこととは違うよねって?
コラ、あんたは、いちいち人の言うことの揚げ足を取るんじゃないの。
朝、目が覚めたときは、向かいのベッドは空だったよ…おそらく、途中の駅で降りたんだろうね。
どこで降りたのかは、寝ていたから分からないけど、かなり中途半端な時間に降りたみたいだよ…あんな時間に降りて足はどうしたのかな?
もっとも、ソフトベッドに乗るくらいだから、ベトナムでは、裕福なほうだろうから、心配無用なのかもしれないけどね。
その後は、なぜか乗務員が向かいの席に座って朝ごはんを食べたり、向かいの上のベッドに登って寝たりしていたよ。
それも、さも当たり前のようにやっている…おそらく、これ日常茶飯事なんだろうね。
そうそう、NOBURINの目的地はというと、フエ…かつて、ベトナム王朝があった都市である。
到着時間は9時55分と聞いていた。
その時間に大きな町に入り、列車が停車したので、降りようとしたら、上で寝ていた乗務員さん(ちなみに、到着前に起きて下に降りてきていた)に、ここじゃない、次だと言われる。
隣の部屋の欧米人(国籍は不明)も、フエまでらしく、ここじゃない、次がフエだと言っているから、どうやら次の駅であることは間違いなさそうである。
それから、30分後、駅に着いたけど、ここは、小さな集落…明らかにフエではない。
どうやら、次と言ったのは、小さな駅は数に入れてなかったみたいだね。
そういえば大きな駅では車内放送があったけど、小さな駅では、車内放送はなし…どうやら主な駅だけ車内放送するのがベトナム流みたいだね。
列車は、かなり遅れているみたいである。
でも、急ぐ気配はみせず、ゆっくりと走っている。
もっとも単線だし、保線上の問題もあるのだろうから、遅れているからと言って、挽回することも難しいんだろうね。
もっとも、1分でも遅れたら日勤教育と言って、カーブを無茶な速度で曲がろうとして大事故を起こすようなことになるよりは、ずっといいんだろうけどね。
結局、フエには、1時間半遅れで到着した。ここでは、さすがにたくさんの人が降りる。外国人も多かったよ…日本人はさすがにNOBURINとせんとくんだけだったみたいだけどね。
とりあえずはホテルへ直行。荷物を置いてお昼ごはんを食べに行く。
お昼ごはんを食べたのは、ホテルの近くにあるマンダリンカフェというお店。この日食べたのは、ベトナムの海鮮焼きそばみたいな食べ物。
どんなものかというと…ゴメン、携帯を充電している間に食べに行ったから写真はないや(って、何じゃそりゃ)。まあ、どんな料理かは、各自の想像にまかせるよ(って、いい加減だなぁ)。
そうそう、お店の名刺が置いてあったから、もらってきたんで料理の代わりにしょうかいするね(って、代わりになるかってんだ)。

NOBURINの別荘-DVC00523.jpg

NOBURINの別荘-DVC00524.jpg

NOBURINの別荘-DVC00525.jpg
そうそう、表面も紹介するね(って、普通はそっちだろうが)

NOBURINの別荘-DVC00526.jpg
このお店、「地球の迷い方」…じゃなかった「地球の歩き方」(って、そんな白々しい間違い方するか?)によると、各国のガイドブックにも紹介されていて、欧米人にも人気があるらしいよ。メニューはベトナム料理から西洋料理まで幅広いのも特徴。
みんな、一度是非行ってみてね。

NOBURINの別荘-DVC00387.jpg
えっ?せんとくん、何?…是非一度行ってみてって、わざわざベトナムまで食べに行く人なんているわけないじゃない、お父さん、バッカじゃないのって?
コラ、せんとくん、あんたは、余計なこと言ってないで、早く食べなさい。
さて、午後からの観光と、フエで泊まったホテルの模様については…話せば長くなるから、また後ほど(って、長くなるのは、余計なこと書きすぎるからだろうが)。