「仕事・人間関係でへこまない思考法」、2回目読了。
おもしろかったー!
自分の過去の経験や、子どもが抱える悩みに
あてはめて考えると、
妙に納得したり、
子どもへの接し方は適切だったのだと
あらためて安心したり。
特にね、息子が部活のことで悩んでいたときは、
正直「根性が足らん」と思わないでもなかったです。
みんな努力して、苦しんで上手になっていくものだ、と。
でも息子は「ダブルバインド」状態にありました。
監督の言うとおりにやったら、うまくできずに怒られる、
うまくできるようにと自分のやりやすいようにやったら、
話を聞いていない、と怒られる。
そのほかにも、いろいろあったようですが、
わたしは息子が部活をやめるのを
止めませんでした。
「ダブルバインド」という言葉こそ知りませんでしたが、
今この本を読んで、再確認したのは、
心にキズを負わないためには
(もう負ってるかもしれないけど、それ以上大きくしないためには)
その場を離れること、環境を変えることが大事ということ。
甘いと思う人もいるかもしれないけど、
心が弱っているときは休みが必要。
ストレスにもまれるのは、休んで回復してから。
そうやって、休めるところで休みながら、
少しずつ強くなっていけばいいです。
止めなくて良かったな、と思います。
もし、息子が自分でやめたことを後悔しているなら、
それはそれでいいと思います。
苦い思い出は、未来の何かにきっと役立つはずだから。
わたし自身、この本を読んでいて
いろいろ過去の苦い経験がよみがえってきましたが、
結局は今の自分につながっているし、
しかもちょうどいま、こうやって書きながら思い出して
考えを整理してくと、あらためて、
幸せにつながっているように感じます。
あら不思議。
この本を読み始めたときは、
マイナス思考が健在でしたが、
2回読み終え、
読者特典のワークシートで3つほど悩みを書き出して
リフレーミングした今では、むしろ
ポジティブ思考になってきている気がします
また期間をおいて、読んでみよう♪
しあわせ親子を増やしたら、いじめがなくなると本気で思っていて、子育ての講座・講演・執筆などで活動中。1999年と2002年生まれの子どもと夫の4人家族。もと英語講師で翻訳者。カメラとコーヒーと英語とピアノが好き。下2冊は、わたしの分身(翻訳書)。最新情報はこちら。
【左】『やさしいママになりたい!ギノット先生の子育て講座』(筑摩書房)
【右】『子どもを上手に叱っていますか? しあわせな親子関係を作るコツ教えます』(筑摩書房)
- 自己肯定感ってなに?(いじめの切り口では、加害者の心の状態についても触れます)
- 自己肯定感を上げる接し方(聞き方、ほめ方)
- 自己肯定感を下げない接し方(怒りのコントロール、子どもを傷つけずに伝える方法)