今日は公民館の子育てサークルで
講演させていただきました。
参加されたママさんからのご感想を読んで、
わたしが元気をいただきました!
普段怒ってばかりな自分を
少しでも変えたくて、
ずっと参加したかった講座でした。
今日は本当に大満足です!
よーし、
なんとか3歳と1歳の男子の
自己肯定感UPするぞ~!
こんなハナマルをもらうと
テンション上がります\(^o^)/
子どもと四六時中接していると、
ママはいっぱいいっぱいになっちゃうでしょ?
それで嫌な怒り方をしちゃって
後悔するのは、誰にだって経験あると思います。
わたしも、人さまの前でエラそうに話を
させていただいますが、
子どもが小さかった頃は、そりゃー、
ひどい怒り方をして、仕事部屋にプチ引きこもりしたり
寝顔見て泣いたりしてました。
だから、ママさんにお話しするときは、
なるべく、そのころのしんどい気持ちを
思い出すようにしています。
「だいじょーぶよ、今は大変だけど、
数年たてば……」というのは、
今しんどい思いをしているママさんには
通用しませんものね。
そして、なるべく、理屈じゃなくて
実践重視の話をしています。
それでも、やっぱり生身の人間を相手にしていうのだから、
「理屈はそうでも実際はそううまくはいかない」
ということは、もちろんあります。
だからこそ、いろんなスキルを
知識として持っておくと便利なんです。
これでだめなら、あれでやってみようって
手を変え品を変え、試せます。
ときどき、「こんな方法は通用しないだろう」と
思うことが、思いがけずうまくいって拍子抜けしたり、
子どもの意外な反応が面白くて何度も使ってみたり。
講演・講座では時間が許す限り
いろいろな、スキルを紹介しています。
スキルはその場しのぎです。
でも、スキルの根底にある思いは、深くて尊いです。
「あなたを、とても大事に思ってるよ」
「人として、とても大事に思ってるよ」
という、親から子へのメッセージ。
スキルを知ったからといって、
怒らなくなるわけではありません。
ママも人間ですので怒ります。
怒りますが、
子どもの人格を否定しません。
子どもの人格や気持ちを否定しないで
怒りを伝えたり、
教えたりしていくのです。
「お前あほか」「バカ」という言葉も
減るでしょう。
「あんたなんか、もう知らんわ!」と
捨て台詞を残して出ていくことも減るでしょう。
わたしは、減りました(^^)
(スキルや「人格を否定しない」ということを知らずにいたら、
きっと、何度言っても言うことをきかない!と思って、
どんどん言葉をエスカレートさせていたでしょう。
子どもの自己肯定感を下げることをたくさん
言っていたと思います、そうとも気づかずに……)
今日の公民館での講演は、
そうしたスキルやその根底に流れるコンセプトを
1時間にギュッとまとめたものです。
いつもは、↓の応用編セミナーで、2時間かけてお伝えしています。
子どもの反応が楽しみになる子育てスキルを、ぜひ知ってください。
【左】『やさしいママになりたい!ギノット先生の子育て講座』(筑摩書房)
【右】『子どもを上手に叱っていますか? しあわせな親子関係を作るコツ教えます』(筑摩書房)
- 自己肯定感ってなに?(いじめの切り口では、加害者の心の状態についても触れます)
- 自己肯定感を上げる接し方(聞き方、ほめ方)
- 自己肯定感を下げない接し方(怒りのコントロール、子どもを傷つけずに伝える方法)