内藤の作戦勝ちだった。

SANADAも傷つけず、オカダとは「次」があるように魅せた。

(おそらく、真剣勝負としての「次」は無いだろう。)

 

実際には、フルスロットルのプロレスをやったらSANADAが勝っていた印象だ。

内藤は、これからの防衛戦もこのような方針で進むと思う。

(そうでないと、身体が持たない印象だ。)

 

「闘い」としては、DOUKIが素晴らしかった。完全に「新日Jrの最前線」に加わった。

また、SHOは別の角度から参入。ついでにYOHも、という事で「IWGPJrの闘いの幅」が

広がりそうな予感がする。いつも「正攻法の闘い」だけでは、面白くない。

 

ニック・ネメスとマット・リドルは、継続参戦のようだ。WWE時代と印象が少し変わった

ので、今後の闘いぶりが楽しみだ。

逆に、フィンレーはマズイ事になった。仲間の介入なしの闘いでキッチリ負かされる、

という事は、私に目には少なくとも「ユニットのリーダー」として失格だ。

さらに「相手やタッグパートナーを生かすという意味においてのプロレス」が致命的に

ヘタなので、身体を傷つける闘いしかできない。今後の見通しも暗い。

「プロレスがヘタ」という意味では、24日の試合がその象徴だ。

(もう彼の試合では、ブーイングする気すら起こらない。)

 

SHOもそうだが、EVIL始め「HOT」のヒールっぷりが洗練されて来た。

反則は沢山やるが、身体へのダメージがない形なので安心できる。

私としては「次はどんなアイディアを出すか?」が楽しみになって来ている。

ネタを探すのは大変だが、ぜひがんばって欲しい。

もちろん、応援の意味を込めて思いっきりブーイングをしたい。

 

最後に、改めてオカダのWWE行きを断言する!

仮に、AEWだったら、簡単に新日のリングに戻れてしまうからだ。

 

また、AEWに行くと、やがて竹下幸之助と闘う事になる。

これは新日本プロレスにとって一番マズイ展開だ。日本人トップレスラーの称号がオカダ

から竹下に直接バトンタッチされる可能性があるからだ(しかも、アメリカで)。

特に、辻陽太にとって、それは許されない事だ。