「デ・ハ・ポーンの大合唱」が無事にできて、何よりだった!

試合後に、EVIL・SANADA・内藤の3人がリング上に揃ったのも、これまでのロスインゴを象徴する光景だった気がする。

 

試合そのものは、内藤が現時点でできる最善の事ができたようだ。

(スターダスト・プレスはリスクが高いので、初めから回避した事なども含めて)

SANADAは「逆デッドフォール」に対処できなかったのが残念だった。

 

今後の内藤は「かつてのリック・フレアーやハーリー・レイス」のような、チャンピオン像が相応しいと思う。観ている人に「気付いたらチャンピオンがコントロールしていた」と思わせるようなプロレスが最高だ。

そうすれば、身体への負担も最小化でき長期政権が望める。

(その代わり、陥落したら復活はできないだろう)

 

オカダvsダニエルソン戦は、ダニエルソンの目が万全ではなかったようだ。

オカダのフィニッシュが、タイトル戦のそれよりもあっさりしていたのもそのせいか?

(ドロップキックとレインメーカーの間の技が、軽い印象だった)

オカダには、ケニー・オメガとの再会など、アメリカでの活躍を増やして欲しい。

(WWEへ、なんていう噂もある)

 

IWGP GLOBAL は、フィンレーが何とか最低ラインをクリアした。

試合中、観戦者の目はオスプレイやモクスリーに行ってしまう。ここが、フィンレーとの

決定的な差だ。

今度は、ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)とやるようだが、BCリーダーとしての査定はさらに続く。

 

IWGPJr戦は、デスぺの完勝だ。ゴング前のトペ〜ヒザ攻め〜リバタイ&ピンチェロコの流れ

は、おそらく彼の事前の計算通りだったように思える。

次の挑戦に、金丸が立候補した。個人的にはこれを待っていた!

ホントーの「ノア・ジュニア」をここで魅せて欲しい。

 

IWGP&STRONGタッグ戦は、ヒクレオ&ELPだった。実力的には問題ないが、個人的には

彼らはシングル・プレイヤーという印象なので、連携技より個々の動きに注目したい。

後藤&ヨシハシは、改めてタッグをやり続けるのか? それとも・・・

 

NEVER無差別戦は、タマだった。終盤のブラニー・サンデー、スタイルズ・クラッシュ、

ガン・スタンは、旧BCへの彼なりのケジメだったのか〜。

身体能力が高い彼が観られなくなるのは、残念だ。

ところで、鷹木はどこへ向かう?

 

海野と成田は、少なくとも今年前半は抗争を続けるようだ。それぞれの「色」に磨きを

掛けていって欲しい。

清宮と新日の関わりは、これで終わりかな〜。双方にとって、もうメリットはない。

 

上村は「辻とのライバル」に向けての第一歩は踏み出せた。

 

TV王座戦は、ザックから棚橋へのご祝儀だ!

今後、彼の目指す姿は「高木三四郎」が良い手本になる。

 

IWGPJrタッグ戦は、TJPが怪奇派転向? どこを目指すのか?

 

第0試合に、飯塚が登場!

久々のアイアン・フィンガーやテレ朝・野上アナとのやりとりは、タイガー服部レフェリー

と合わせて同窓会的で良かった。身体の仕上がりだけ見たら、現役復帰できそう(笑)。