勝ちあがって出る競技思考から、誰でも出られる全国大会に・・ | 信くんの書のすすめ・・・

信くんの書のすすめ・・・

田中信雄。
5歳の時に書と出逢い、40年書を楽しくしています

勝ちあがって出る競技思考から、誰でも出られる全国大会に・・・

 

競技人口が少ない競技の中体連の全国大会が何種目かなくなっています。

そもそも、地区大会でも参加チームが少ないのであれば、

いきなりプロック大会、いきなり全国大会でもいいと思います。

県選抜A,B,C,D、Eとかで、誰で参加できるようにすれば、

人口が増える可能性もあり、そこでチャンピオンを決めれば、

普及、育成、強化がいっぺんにできます。

 

ただ、会場や日数に限りがあるので、ルールの改正、時間短縮での試合は、

考えた方がいいと思います。

夏など、熱中症対策を考えるのであれば、全種目時間での試合にする、とか、

何点差になったら試合終了とか、

学生スポーツで大人と同じ条件でする必要はないと思います。

 

予算面でも、区大会、市大会、県大会、ブロック大会、全国大会とやるよりは、

一気にブロック大会、全国大会にした方が、負担も少なく、

そこに予算を使わなくてもよくなります。

全国大会も、各競技で各県1種目持ち回りにすれば、可能なのかなと思います。

その代わり、各県で審判員を派遣するなどは、必要になります。

 

考え方は、合宿+大会+選考会を一気にする感じです。

県選抜にすると、学校単位で練習すらできなかった子たちが、

練習できるようになります。

 

土日の練習を練習会、講習会にして、専門の指導者に任せれば、

学校の先生の負担は減りますし、指導したければ、専門競技の資格を取るか、

県で資格を発行するかにすれば、指導したい先生は、指導できます。

 

人数が少ない競技は、学校単位から、区、市、県単位にしていく。

そうすることで、学校の負担を分散させられます。

競技としてジュニアでやっていた子は、可能だと思います。

元々学校ではなく地域でやっていたので、出来ると思います。

 

そもそも学校の部活日数が多すぎると思います。

部活がなければ、やる子は、どこに言ってでも練習します。

やらない子は、やりません。

本来、部活は、健康に身体を動かせる、文化的活動が出来る意味合いがあるのだと、

個人的には思います。

 

土日は、上手く学校開放する。

勉強を教える先生の勤務は、月曜日から金曜日の5日、

部活や専門を教える人は、土日を含む5日にすれば、

公務員、準公務員として、教員として働けます。

 

利用できる箱があるのだから、あとは人をどう配置するのか、

どう考えていくのかを考えた方がいいと思います。

 

校長1人、副校長1人、教頭1人の管理職を3人のすれば、

対応できる幅も広がります。

 

勉強は塾、スポーツも塾、文化活動も塾など、出習い事にしてしまう考え方と、

勉強学校、スポーツも学校、文化活動も学校という考え方と、

いろいろな考え方があると思います。

大学のような中、高もありなのかもしれません。

 

僕個人は、1限目から4限目までが、義務教育での学び、

5限目からは、専門分野での学びがいいと思います。

 

しかし、これでは、体育や文化、道徳などの時間が取れないので、

週2日は、6限、週3日は4限+専門科目。

土・日は学校開放や専門員により指導。

専門員の勤務は、週26時間。

通常教員は、36時間。

で、教員の雇用も生まれます。

 

そして、教員の負担も軽減されます。

なんて思ったりもします。

あくまでも個人の意見なので、教育界の偉い先生方が考えることなんですけどね。

 

僕の恩師に日本でトップの大先生がおられました。

僕の唯一のよさは、優れた先生方にお会いできたことです。

感謝しております。

 

田中信雄