勝ちたい気持ち・・・「3身一体」 | 信くんの書のすすめ・・・

信くんの書のすすめ・・・

田中信雄。
5歳の時に書と出逢い、40年書を楽しくしています

勝ちたい気持ち・・・

 

今まで2500人以上、いろいろな人にスポーツ指導してきて、

特に小学生・中学生・高校生を指導してきて、

本人の意思や気持ちがない子や伝えてくれない子は、

やっぱり勝てなせん。

 

あとは、ノックをあげていて、「もう1本やる?」というと、

「大丈夫です」という子も勝てません。

そして、僕がノック練習になる子も勝てません。

簡単に言うと、諦めて取りに行かない子です。

 

上手くなる子、勝っていく子は、

ノックの取り合いです。

長くノックを受けたいし、頑張らない子、諦める子、ミスをする子は、

早く終わればいいのにって思います。

そういう中で、練習していくから上手くなります。

 

もちろん練習は平等です。

平等だからこそ、頑張りたい子と、そうでない子とが同じにはなりません。

同じだとそうでない子をひいきすることになりますからね。

 

これはあくまでも強化練習や特別練習での話です。

 

時間は限られています。

僕があげられるノック数も限られています。

その中で、参加している子が取り合いをしたくなることは、

当たり前だと思います。

そうならない子は、上手くならないし、強くもならないので、

そういう子は、1歩2歩3歩4歩と遅れていきます。

 

練習は自分のためです。

自分のためにします。

そういう子の集まりが、当たり前の練習であれば、

それが当たり前でいいと思います。

 

みんな同じ+αの+αをどうするか。

練習の中でも戦いが始まっていることを分かった上で、

練習に参加するといいと思います。

 

やりなさいとは言いません。

やればいいのにとは思いますが、やりなさいとは言いません。

ただ、「コーチ勝ちたい」とか「1番になりたい」とか、

言われると「ここまでしないと叶わないよ」とは言います。

 

勝つことは大変です。

勝つことはものすごく練習しないと叶いません。

これくらいすれば安心なんてないんです。

 

勝つことを選んだのなら、僕も本気で言います。

叱ることもあります。

 

本気で叱っているのか、本気で褒められているのか、

そこを感じられるようになれたら、選手も保護者も勝てるようになります。

勝つために必要なことは、勝てる選手、勝てる保護者になることですからね。

「3身一体」

これが必要なんです。

 

田中信雄