人の気持ち・・・
人の気持ちが分かる人なんて、
実はいないんです。
なのに、分かっている風の人って多いですよね。
「分かるわけないじゃん」って、
僕は思いますが、
「分かるよ」って簡単に言葉にする人はいます。
年を取れば、それだけ経験や体験はしていると思います。
しかし、その人と同じラインでの「気持ち」なんてなれるはずもないのに、
分かったように親身になれる。
ない、ないって思います。
これは温かいとか、冷たいとかではなく、
そもそもがその人の気持ちになれることはないんです。
それを棚に上げたうえで、
理解は出来るかもしれません。
子どもはきっと白と黒がはっきり見えています。
大人になるとグレーの部分が多くなります。
純粋に人の心が理解できるのは、実は子どものうちだけで、
だんだんそうじゃなくなるのかもしれません。
だから「分かるよ」なんていい加減なことを言葉にできるようになります。
「今の君の気持ちは分からないけど、話してくれたら共感できるかもしれない」
「同調」や「理解」は少しくらいならできるかもしれない。
が正しいのかもしれません。
悩んでいる時って、胡散臭い言葉すら、判断できなくなります。
この人、自分のことを考えてくれているのかも、なんて思い込みになることもあります。
悩んでいる時こそ、自分を信じて、人を疑ってみる。
悩んでいる時は、自分を疑い、他人を信じてしまうことに、
陥ることがあります。
自分の気持ちを確かめてみると、信じていい人、そうでない人が、
なんとなく区別できます。
元々人の気持ちなんて分かる人はいません。
それを踏まえたうえで、自分を見失わないことが大切です。
のぶお