勝つ子の練習・・・
勝つ子の練習は、簡単に言うと「おかしい練習」です。
その子たちは、それを当たり前にします。
だけど、その練習レベルは、普通の人にはできません。
だから「おかしい練習」になります。
言葉を変えると「そこまでしないと勝てないんだ」という練習です。
「そこまでしないと勝てないんだ」っていう練習を、
当たり前にしているから、その子たちは勝てるんです。
勝つためには、勝つために練習があります。
それは、決して特別な練習ではありません。
ただ、違うことは、同じ練習を、ミスしなかったり、
レベルが高かったりします。
例えば、ラリー練習をするとします。
勝つ子は、普通に100ラリーを5分で終わらせるとします。
勝てない子は1時間かかるとします。
そこで、12倍かかっています。
言葉を変えると、1/12しか練習できていません。
どっちの練習を1とするかで、
「倍」か「1/何」かになります。
「勝つ」を考えたら、勝っている子の練習が1になります。
そうすると、勝てない子は、1/何しか練習していません。
「おかしい練習」なのか「当たり前の練習」なのか、
ここで変わると思います。
君はどっちですか?
田中信雄