君が本気で勝ちたくなったら・・・
君が本気で勝ちたくなったら、
勝つために叱ることと、勝つためにアドバイスと、勝つために指導をしよう。
そうでない今は、アドバイスと誉め言葉だけをあげるよ。
みんな勝ちたい、みんな上手くなりたい。
そういう気持ちは、表面的には、みんな持っています。
それが本気なのかどうかは、きっとわからないんです。
分からないってことは、本気までいっていないんです。
「これだけ練習しようか」
「こういう練習をしようか」
「声をしっかり出そうか」
というものに、
「はい」という即答が内ややらない子は、
本気で勝ちたい、意地で勝ちたい、
そういう勝ちたいとは違います。
「勝ちたい」ではなく「勝てたらいい」なんです。
そういう子は、練習を妥協します。
勝つための練習はしません。
だから勝てません。
だけど、即答して、ひたすらに頑張る子は、
勝つために練習を、必死でします。
そういう子は勝つようになります。
頑張ったことは、3ヶ月から6か月後に、結果になります。
時間がかかった分、結果もブレません。
「これだけ練習しようか」
「こういう練習をしようか」
「声をしっかり出そうか」
たったこれだけのことを出来ない子は、
心の底から勝ちたいなんて思っていません。
勝ちたいことに悩む子は、本気で勝ちたいとは思っていません。
「勝てたらいいな」くらいです。
どんなに才能があっても、どんなに能力があっても、
それを生かし、発揮できるまで練習しないと開花しません。
開花しない才能は、ない才能です。
才能開花にも、開花させるだけの練習が必要です。
それは、勝つ子がやっていることをやることです。
「これだけ練習しようか」
「こういう練習をしようか」
「声をしっかり出そうか」
勝つ子はみんなやっていることです。
勝つ子がやっていることは、やってみる。
難しく考えると難しい。
簡単度と思うと簡単。
考えるよりもやってみる。
やってみてよかったことは続けてみる。
本当に好きなことなら、出来ることです。
やるかやらないかは、君次第です。
君が本気で勝ちたくなったら、
勝つために叱ることと、勝つためにアドバイスと、勝つために指導をしよう。
田中信雄