どうする家康の経済効果が超弩級すぎた… | NobunagAのブログ

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ここ最近、自分の仕事が
忙しくてSNSもたまにしか
見られない状況だったのですが…

以前、どうする家康の愛知県の
経済効果がすごかった、
という記事を書いていたので
そういえば静岡はどうだった?
と思って調べたら

408億!!

なんだと!!?

愛知県が393億…

801億円!!

すごい数字を出してきたものだ…

もはや超えられぬ…

 


こちらの記事にも書いてたんですが、
この経済の流れを作り出した
ファンの力のすごさよ…


ちなみに愛知県、静岡県
だけではなく当然、
後半は家康の居城が
江戸になりましたので
東京近郊への経済効果も
大きかったと思います。

松潤さんの展覧会なども
ほとんどは家康関連の
写真だったのでそれも
カウントしてもいいのかも
しれませんし…。

さらに岡崎では、
殿潤パフェの期間限定
再販売もしており…

どうする家康の人気は
去年だけではなく、
こうして今も続いている。

つまり経済効果は
今年になってもまだ
影響を及ぼしているわけです。

こうしたもろもろを全て合わせると
おそらくは1000億円は
普通に超えているのでは…


これはいくらなんでも、
大河ドラマというものが
日本全国から人気のある
コンテンツであるとはいえ
ちょっと聞いたことがない数字…

過去の作品を見ても
さすがにこれだけの数字を
出しているものはおらず…

光る君へも面白いとはいえ、
経済効果、という意味では
さすがにこれだけの数字を
残すのはかなり困難だと思います。

もちろん、対象としている
時代も違うわけですから
例えば当時の城や武具、
資料が残されていて
聖地めぐりもしやすい
戦国時代と、
そうしたものが限られる
平安時代とは違うので…

比べてしまうのは、
無理があるのは
理解していますし、
べつに今年が駄目なんだ、
などという話をする
つもりはありません。


あくまでも作品単体として観ても
800億以上、というのは
他にはないものであるし
民放の短期クールのドラマでは
出せない規模のものである、
ということです。


今後、これが破られることも
ちょっと考えづらい、
ということです。

強いていうならば、
同じ時代を扱っている
再来年の豊臣兄弟が、
どこまでいけるか?

といったところでしょうか。


それにしても、
殿と家臣団、さらには
在宅家臣団の皆さんは
とんでもない数字を
叩き出したもんだ…

おそらく観光地周辺の
飲食店や宿泊業界は
コロナのダメージか残る中で
本当に助けられたとは
思いますが…。

一部にはファンの方の
マナーの良さも話題になってましたし
殿のファンとして、
恥ずかしくないように
振る舞っているファンも
多かったのでしょう。


昨年は視聴率も叩かれましたし…

(その代わり配信視聴数が
過去最多なんだから、
視聴率が下がるのは
当たり前なんだが…)

週刊誌のネガティブキャンペーンや
自称歴史に詳しい長年の大河ファンの
ネチネチしたジャニーズ叩きで
嫌な思いをした殿ファンも
多かったと思うのです。

殿のファンではなく、
あくまで歴史ファンである
俺ですらもあまりにも
ネチネチした陰湿なしつこい
叩きに気持ち悪っ!
とずっと思っていましたし
こんなふうに言われている
ファンの方は気の毒だなと
ずっと感じていました。


ですが、このどうする家康という
作品は本当に様々な結果を
残しています。

元々、新しいチャレンジをしたい、
と最初から言っていた作品であり
視聴率はやや低かったけれど
むしろそれが逆にネット配信の
視聴を加速させました。

これはNHKが去年さんざん
NHKプラスを推していたわけで
まさにその追い風になっていただけ。

その代償として視聴率は
下がったとしても、
まったく問題ありませんし
当たり前に予想できる
現象だったはずです。

ロケーションジャパン大賞も
獲得していました。

大河ドラマというのは
ただテレビで観て楽しむ、
というだけではなくて
やはり過去に実在していた人が
モデルになっている
ストーリーが多いですから
ドラマに出てきた舞台に
足を運ぶ、というのも
楽しみなのです。

どうする家康はCGも
多かったので大規模な
ロケそのものは少なかったとは
思うのですが…

(どうしても合戦などは
これまでの野外ロケよりも
CGのほうがメインになってしまう)

その代わりに俳優陣が
紀行に登場して
各地を訪れていることが
紹介されていました。

あれは非常に良かったと思います。

好きな俳優、ドラマで
活躍している人物が
実際にその場所を訪ねていたら
ファンは行きたくなりますからね。

ロケが難しいからといって
現地を軽んじているわけでもないし
松本潤さんや山田裕貴さんが
ドラマで演じているシーンを
実際はどうだったのか?を
知るために現地の空気を
確かめていたこともありました。

仮に撮影は別の場所で
行ったとしても、
頭の中で戦場や、
城と城の距離感だとかを
イメージしておくと、
動きに説得力が出ますからね。


それに加えて浜松まつりなど
地元との交流も積極的に
行っていました。


どうする家康が目指したのは
おそらくはCGなどを駆使した
最先端の映像と、
誰もが観やすい環境作り。

また、その中で

「地元の盛り上げ」

が犠牲にならないように、
という大河ドラマならではの
経済効果も両立することが
求められていたと思います。


で、この素晴らしい結果…!!

どこが失敗作なのでしょう?

完全に成功しているうえに
ほとんど狙い通りだったはずです。


NHKそのものは不祥事だらけで
自分も呆れてもいますが
少なくともドラマやスタッフに
罪があるわけではないので、
適切に評価するならば
これだけの結果を残せるスタッフ、
またそれに応えた俳優陣は
称賛されて良いと思います。


実際、いま自分は光る君へも
毎週とても盛り上がりながら
楽しんでいるんですが…

やはりどうする家康が恋しいな、と
感じるときがあるんですよ。

それはもちろん鎌倉殿でも
ありましたけどね。

ただ、家康の場合には
ファンの方はいまだに
どうする家康というコンテンツを
長く愛しておられるので…

どうする家康のタグで
検索すればいまだに
毎日のように投稿が
なされています。

これにはとても
助けられています。

SNSの中ではいまだに
殿や家臣団が、
生きているわけです。

だから光る君へと、
どうする家康両方を
まだ俺自身が楽しめているのです。

やはりこれを支えてきた
ファンの力というのは
本当にすごいものがあります。


松本潤さんも役作りで
だいぶふくよかになり
ちょっとイメージが変わった?

それはそれでまた
かっこいいんですが、
体重を戻すのも大変だろうし
とてもストイックに
やっていたんだなと感じます。

ドラマへの向き合い方、
という点においては
歴代大河ドラマの主演俳優の中でも
本当に生真面目だったのでは
ないかと推察します。

それらは彼が語る言葉の
端々からもたくさん
聞き取ることができますし
だからこそ共演者の皆さんも
松本潤、という「人」を
褒めていることが多いです。

そしてそんな彼を支えた
長年のファンがこうして、
全国に素晴らしい経済効果を
もたらすほどの、
バックアップをしてきたこと…

やはり「殿」なんだな、と
改めて感じますね。

というか多分俺は、
これからは松本潤さんを見ても

「あ、殿だ!」

としか思わんでしょうw

いや、それはそれでせっかく
道明寺のイメージが抜けたのに
気の毒ではあるけど。

次の作品ではきっと
また全然違う役柄を演じると
思いますが、
いつか時代劇の世界にも
戻ってきてほしいですね。

あの月代姿が似合う、
今の俳優さんも少ないものです。


経済効果…お金の話ばかりを
取り上げるのもあれなので
途中から別の話になって
しまいましたが…

ぶっちゃけドラマだって
民放はとくにそうですが
スポンサーに支えられている、
要はお金の世界ではあります。

1000億近い経済効果を
もたらしてくれる作品があれば
地元の人々にとっては
大きな救いだったはずです。

ましてそれが、
家康にゆかりのある
愛知県や静岡県を中心に、
なのだから…

きっと天国にいる本当の殿、
家康公も殿潤と家臣団よ!
よくやった!
と喜ぶと思います。

さらに貢献して、
もっと細かい数字を調べて
1000億!!

というもう未来にも絶対に抜けない数字、
を打ち立てておくのも悪くないよな、
なんて思いました…