閃輝暗点にて脳外科でMRI撮ってきた | NobunagAのブログ

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閃輝暗点または閃輝性暗点…


おそらく縁のない人は

ほぼ聞かない言葉なんだけど

突然、目の前にギザギザの光が

見え始めて…


それが治まってくると、

視野の一部が欠けて見えなくなり

その後に猛烈な頭痛や吐き気がくる。


これは、典型的な偏頭痛の

症状のひとつだったりする。


が、誰もが必ずこうなる、

毎回、こうなる…とかでもなく…


でも、たとえば偏頭痛という

言葉自体で


「単なる頭痛でしょ?」


「ロキソニンでも飲めば

いいじゃん!」


と考えてしまう人が多いのだが、

それはちょっと軽く考えすぎで…。


この閃輝暗点や見えなくなる、

ってのはかなり危なくて

普通の頭痛とは症状が

全然違うので

ぜひ多くの人に理解して

もらいたい病気でもあるのだ…


仮に運転中になったら

事故る可能性もあるからね。


視野が欠ける、

ってのがどういう

感じなのかというと


たとえば


「どうする家康」


と大きく書いてあったとして


「どうする」は見えるのに

「家康」のところが抜け落ちるから


「どうする   」


というふうに見える。


これ、すごい気持ち悪いんだ。


一部だけがぽっかりと

抜け落ちてしまう。


目は認識していても

脳が認識していないので

目の機能的には見えてるはずが

脳内にはそれが描かれない、

と言うとわかりやすいか?



鏡で自分を見たときも右目はあるが、

左目のところがすっぽりと

抜け落ちた鬼太郎に見える。


もちろん鏡だけでなく、

視界に入る全ての人間が

片目の人に見えてしまうから

違う世界に入ったようで、

これも気分が悪くなる。


ちなみに目の問題じゃなく、

脳の見え方の問題なので

右目で見ても左目で見ても

一部が欠け落ちるのは

変わらない。


つまりどちらの目で見ても、

見えないものは見えない。


目をこすろうが見えない。


逆にどちらかの目なら見える、

というときは脳内ではなくて

目の異常なので眼科へ…


これもひとつの見極める

ポイントかもね。




この見えない状態は

短ければ10分〜、

長くても30分ちょっとで

治るんだけど、

その後は地獄の頭痛がくる。



…ところが今回は、

2日連続で夜勤したあとなので

元々眠かったのもあって、

閃輝暗点うざっ…

目も見えないから

寝てしまえ…とすぐ爆睡したから

頭痛が来たのかどうか

よくわからずw


いや、ホントに地獄の痛みのときは

寝てなんかいられないので、

今回はそこまででは

なかったんだろう。


起きた時、やや頭が痛くて

気持ち悪かったから

ロキソニン飲んだら治った。


いまは完全に復活はしている。



実はこの偏頭痛…

若い頃にものすごく悩まされた

時期があって…


でも、もう20年近く?


発作が出てなかったのよ。


元々、偏頭痛自体が

若い人や女性がなりやすく、

俺みたいなのも珍しいのだ…


そしてある程度の年齢になると、

閃輝暗点だけ見えても

頭痛がこない人もいるらしい。


でもそれのほうが厄介で、

頭痛がくれば偏頭痛だと

わかりやすいけど、

完全にどこかの血管が詰まり

目が見えないってことも

稀にあるから、

それはそれでやばい。



偏頭痛には閃輝暗点が見えた時に

飲む特効薬みたいなのがあるんだが

そんな昔の薬も当然、

残ってないので今日は

念の為、病院へ…


俺は元々、髄液が少ないから

そのせいで普通の頭痛や

めまいも起きやすいのだが

このところ忙しくて、

通院もサボっていたので…


「前回、MRI撮ったのが

3年前くらいかぁ、

視野欠損はほぼ偏頭痛だとは

思うけど一応、画像で

見ておこうか、

隠れ脳梗塞ってのも

たまーにいるから」


と。


先ほど書いたようなやつね。


で、MRIの結果としては…


脳梗塞などが起きたような

痕跡はまったくなし。


髄液が流れづらいは

相変わらずだけど。


ひとつ気になるのは、

脳動脈瘤が一箇所あり、

俺の目でもわかるんだが

大きさは2ミリくらいなので

ほぼ大丈夫なんだろうが…


3年前の写真を見ると、

角度によって瘤に見える?

どうかな?

みたいなものだったのが

今回は少し大きくなってる。

(といって、0.数ミリだが…)


これが破裂すると、

一番怖いくも膜下出血になる。


2ミリはほぼ破裂は

しないとは言われるけどね。


俺の年齢的にも普通は

あまり気にしなくても…なんだが、

実は同僚の俺より若い子が

昨年末にくも膜下出血で

倒れてしまってるのよ…


かなりの奇跡で生き残り、

いまは退院まで出来たんだけど…


つまりある程度若くても、

そういう発作というのは

どこかに動脈瘤があると

起きることもあるんだよね。


というわけで今日の問題点はそこ。


でも、とくに治療のしようもないし

また1年置きに画像は撮ろう、と。


当初の問題点である

閃輝暗点に関しては結局

脳梗塞など他の疾患が

見られないことから

おそらく一時的に

視覚を司る後頭葉に

血がいかない…みたいな

感じになって、

起きているけど死ぬわけではない。


つまり普通の偏頭痛ということ。


その普通の偏頭痛でも、

場合によっては痛みのレベルは

わりと三途の川が見えるので

専用の薬だけお守りにもらった。



とまぁ、その後は利用者さんの

認知症の症状のことで

先生と会話が続き…


結局、おまえこうして

休んでも頭から仕事が離れないから

ストレスフルなんだよ、

という話になっちゃうんだがw



家に帰ったらクリスマスローズが

たくさん咲き始めていた。


見えるものが見える、

美しいものが見える。


これも当たり前のような

風景なんだが、

それをそう認識できるのは

脳が健康であるからなので…


とりあえず偏頭痛には

気をつけつつ…


まぁ、気をつけても

なるときはなるんだが、

ストレスはためないように

なんとかやっていこう。