似ザードリィNIZが楽しい! | NobunagAのブログ

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NIZ




ウィザードリィといえば、
古きよき古典的RPGであり、
それ以降のRPGの
ほとんどがこのゲームから
始まっている
伝説の作品である。

初めて出会ったのは
中学生くらいの頃だった。

とてつもなくハマり、
とくにシナリオ1に関しては
今でも目隠しして
地下10階を探索できるほどに
もはや手が地図を覚えているw

ウィザードリィのシステムは
実にシンプルである。

敵を倒す
強いアイテムを得る
さらに強い敵倒す
エンドレス

ただ、これだけ。

まぁ、他にもなんらか
やることもあるのだが
基本はアイテム集め、
最大の魅力はソレだ。

中毒性がある
ハック&スラッシュの
はしりでもあるのだが、
それが全世界のRPGの
原典というのもなかなかすごい。

ひたすらモンスターを狩り、
強いアイテムを探す、
その繰り返す作業が
非常に楽しいのだ。

日本のRPGの先駆けは
ドラゴンクエストだが、
ドラクエは敵が落とす
宝の中身が決まっていて、
しかもめったに落とさないので
モンスター狩りみたいなことは
あまり流行らなかった。

最強の武器もダンジョンに
普通に置いてあるから、
そこにプレーヤーごとの
運による差はなかった。

ある意味では安心して
誰もが遊べる、
そして物語を楽しめるような
配慮がされていたと
言ってもいいだろう。

ウィザードリィには
ウィザードのよさが、
ドラクエにはドラクエのよさが
あるわけで比較しても
何の意味もないが。

中毒性という点で
ウィザードリィは1の時点で
すでにそれを備えていた、
ということだ。

いま、ハマっている
DIABLOIIIも、
いわばウィザードリィを
アクションRPGにしたものだ。

あるいはスマホアプリ全般の
いわゆる「ガチャ」も
要はウィザードリィの
「宝箱」システムの応用である。

ウィザードリィで
やっていることは
敵を倒す→宝箱というガチャをひく、
という作業だ。

このガチャというのが
どれだけ中毒性があるかは
知ってる人は知ってるだろうw

ウィザードリィの宝箱は
敵を倒すたびに無料で引けて
お財布に優しいのである。

そして村正が出たときは
狂喜乱舞するのである!

というか村正、という
日本の刀が最強装備、
ってところも、
日本人に愛された理由の
ひとつかもしれない。

「ぶきをてにいれた」

と書くだけで心が踊るw



そんなウィザードリィであるが、
本家アメリカ版は、
6あたりから迷走し始め、
ウィザードリィっぽくない
ウィザードリィを作るように
なってしまった。

つまり(特殊な作品の4を除き)
5までの作品が、
我らが愛したウィザードリィであり
日本では外伝シリーズ、
といった形でその
初期ウィザードリィの系譜を
受け継ぐ作品が発売され
人気を博した。

日本では独自に、
進化していったと言っていい。

しかし本家アメリカの
制作会社がなくなってしまい、
版権の行方もよくわからない
状況になってしまったことから
日本ではいろんな会社が

「ウィザードリィっぽいもの」

を作るようになった。

面白いものも、
つまらないものもある。

面白いものでいえば
スターフィッシュの

「エルミナージュ」

であったりとか、
チームムラマサが作ってる

「剣の街の異邦人」

とか

「デモンゲイズ」

などそのあたりの
シリーズはほぼほぼ
ウィザードリィである。

それぞれウィザードリィから
少し離れたオリジナリティは
あるもののそれもうまく
システムに噛み合っており、
良作の部類だろう。

最近では「黄泉ヲ裂く華」という
中身はほとんどウィザードリィな
作品がSwitchで発売された。

しかし「ウィザードリィ」を
正式に名乗って発売している
作品のほうは微妙で、
版権を買い取った連中が
つまらないものばかり作り
名を落としてきたのが現実だ。

結局、我々が愛した
ウィザードリィというのは
少なくとも日本の製品だと

本家ウィザードリィ1235
外伝1234、ディンギル
戦闘の監獄
五つの試練

あたりである。

それに加えた派生作品として
先ほど挙げたエルミナージュや
チームムラマサ系の作品の
いくつかが実用に耐える
面白いウィザードリィ、
いや似ザードリィだろう。

まぁ、人それぞれ好みが
あるかもしれないから

「いや!こんな面白い
ウィザードリィが他にもある!!」

って人は教えてほしいのだが…



とまぁ、長々書いたが、
実はファンが作った
ウィザードリィに似ている作品、
似ザードリィが最近発表され、
Twitterで話題になっている。

ブラウザでできるので
動作も軽くて、
非常に面白い!!



キャラ作成も
こんなボーナスポイントが出たり…
一喜一憂できる。



画面はこんな感じで、
ダンジョンやモンスターの
グラフィックも綺麗だし
音楽もすごく良い。

とにかくUIも洗練されていて、
繰り返し遊びやすいように、
ウィザードリィ的な遊びが
ストレスなくできるように
至るところに配慮がされてる。

作者様がウィザードリィを
大好きなんだろうな、
というのが伝わる。

この愛こそが大事で、
愛がない人が作ると
つまらないものになるんだよな…

その点ではご自身が
ウィザードリィを好きな方が
作っているのだから、
面白くないわけがないんだ。

これが無料で遊べるのだから、
非常に良心的…!!

ウィザードリィらしく、
敵がなかなか手強くて
とくに最初の何戦かは
苦戦するが…

(ちなみにリセット技も
普通に使える…
セーブタイミングが
戦闘前になっているので)

もらえる経験値がわりと
多めなので、
レベルアップはそれなりに
速いのでストレスなく
遊びやすい感じを受けた。

実はいまとある会社が

「ウィザードリィ」

の名前を冠したゲームを
作っているようなのだが…

開発途中の写真見ても
もう、現時点であまり
ウィザードリィっぽくなくて
期待が薄まっている…

「NIZ」のほうが、
我々が好きだった
ウィザードリィに近いし
むしろこれならば
俺は有料でも買うのに
無料(もちろんガチャなどの
課金要素もなし)なので
本当にすごいのだ…!

ベースが初期の1〜3
あたりになっていて
呪文が2系統しかないから
外伝に慣れていると
やや寂しくもあるが、
あくまで本家の初期作品を
オマージュしていると思えば
それは悪いわけではない。

むしろ、続編などで
外伝ベースのような
作品も作ってくれるのでは
ないかなと期待しているw

重ねて言うが、
俺はこの出来ならば
有料でも全然買うので、
作者様にはぜひぜひ、
今後も開発してもらいたい。

このような素晴らしい
作品を作っていただき、
ウィザードリィファンとして
本当に感謝である!

ありがとうございます!