言葉を聞き取ってあげたい | NobunagAのブログ

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家庭菜園、ゲーム、アイドルなど趣味の話題や、子育て、介護関係のことをつらつらと書いています。

久々に仕事関連の話ですが、
あまりグループホームっぽくは
ないレベル…
いわゆるほぼ寝たきりで
30分も起きていられない
要介護5の方が
先日入居されました。

脳梗塞を3回もされているそうで、
身体は動かないのはもちろん、
言葉がうまく出ないのです。

こちらの言っていることは
かなり普通に通じるんですが、
どうしてもその方が
しゃべっていることが
聞き取りにくい。

だけどめっちゃ
しゃべってきます。

ゆっくりと、
ひとつひとつの単語なら
わかるんだよね…

よく

「ありがとう」

とは言ってくれます。

他の方たちのほうが
身体は元気ですが、
認知症がひどい方が多く
何かしてあげても

「ありがとう」

すら日々言われないので、
そのシンプルな

「ありがとう」

はとてもうれしいです。

他にも

「ここの人は
やさしいなあ」

と言われたので

「前の施設もみんな
優しかったでしょう?」

と返したら

「そうでも、ないよー…」

と…。

まぁ、老健からうちに
移行してきましたからね…

本来のレベル的には
老健のほうが妥当ですが
色々ご家族の事情もあり…。

老健の職員の対応が悪いとか、
そういうんじゃなくて
単純に利用者さんの数が多く
職員も流れ作業的には
なってしまうんでしょうね。

グループホームは
利用者さんが少ないので、
その代わり職員も少ないですが
それなりに一人に対して
時間はかけられるから、
丁寧にはできるかも
しれません。

まぁもっとも、
あまりに認知症が
ひどい方がいるときは
そちらに手を取られるから
なんとも言えないですが。

今はそうでもないので、
とにかくこの新しく
入ってこられた方には
こちらもたくさん
声をかけながら
接しています。

それにしても、
本当にたくさんたくさん、
なんとかしゃべろうとして
思いを伝えようと
してくれるので…

その言葉の全てを
理解してあげられないのが
僕にはつらいです。

もう96歳だし、
身体状況的にはやはり
厳しい部類かと思うから
残された時間も
限られていると思います。

だからこそきっと
本人には伝えたいこと、
残したい言葉、
きっといろんな思いがあるはず。

僕は介護の仕事というのは、
単にご飯を食べさせる、
風呂に入れる、
オムツを替えるとかではなくて
一人ひとりの思いを
継承して次の人へと
繋いでいくことだと
思っています。

だからこそ相手の言葉を
もっともっと理解してあげたい。

なかなかそれができず
申し訳なくもあり、
だけど話をすることを
繰り返していくことで
少しでもその方の
言語能力が、
ちょっとでも改善してくれて
お互いにもっともっと
やりとりができるように
なれたらいいと思います。

限られた時間で
どれだけできるかは
わかりませんが…

この方の身体を治すことは
自分にはできませんが、
この方が亡くなるときに
あぁ、最後にこいつに会えて
よかったなと思って
いただければ、
この仕事をやっている意味も
あるなぁと思います。