食事のマナーのこと | NobunagAのブログ

NobunagAのブログ

家庭菜園、ゲーム、アイドルなど趣味の話題や、子育て、介護関係のことをつらつらと書いています。

■食事のマナーのこと■

はるかぜちゃんの
ツイート見てたら、
箸の持ち方についての
話題になってた。

箸の持ち方が綺麗なほうが
いいんじゃないかなという
はるかぜちゃんと、
そんなことにこだわるほうが
心が狭いんだ、
みたいな意見と。

あくまで俺個人の意見としては
はるかぜちゃんのほうが
正しいかなと感じる。

なぜかというと、
食事のマナーというのは
箸の持ち方も当然、
そうではあるんだけど
根本にあるのは
食べ物への向き合い方
なんだよね。

食べ物というのは、
命なのです。

食べ物を食べるというのは
命をいただきます、
ということ。

だからなるべくなら
綺麗な所作で向き合ったり
当然、一緒に食べる人が
不愉快にならないよう
一定のマナーがあって
然るべきだと思う。

そう感じるのは、
俺自身が幼稚園時代は
キリスト教の教えで
マナーを習ったので、
当時は食べ物を食べるとき

「食べ物を与えてくれる
神様に感謝」

ということと

「食べられない人もいるのに
食事があることに感謝」

ということを教わった。

これはもう本当に!
よかったな!と。

本気で感じてます。

子供の頃に習って
よかった。

教えてくれた先生、
ありがとうって思ってる。

そして今はバリバリの
仏教徒ではありますが、
やっぱり食べ物の有り難さ、
食べられることへの
感謝というのは、
変わってないわけです。

まぁ、偉そうに言ってても
そんなにマナーが
身に付いているかというと
そういうわけでもなく、
たまに奥さんに怒られます。

とくに俺の場合、
居間で飯食ってると、
時間が長くなると
ちょっと横になったり
しちゃうんだよね。

これはマナーが悪いと
いうよりも、
仕事柄、腰痛がひどいから
長時間座っていると
苦しくなるという
身体的な事情もあるんだ。

だけどいきなり、
横になるのはやはり
マナーとしてはよくない。

だから怒ってくれる奥さんで
いいなぁと感じているし、
奥さんはちゃんと家庭で
マナーを教わったんだなと
思います。

なのでうちの子も、
ときに厳しく奥さんに
指導されてるw

家庭で親が教えるって、
やっぱり大事なことだよ。

前に何度か書いたが、
職場に不思議な
ゆとりくんがいて
とにかくご飯の食べ方が
あまりにも汚い。

水を飲むときは、
勝手に職場の冷蔵庫から
大量の氷をぶちこみ

「ゴクッ!ゴクッ!
グェェェップ!!!」

とゲップをしまくり、
氷の補充は一切、
自分ではしない。

そして食事中も、
ぐちゃぐちゃ音を立てて

「あ!うまい!
うお!これうまい!
うあっ!ああーっ!!!」

と謎の喘ぎ声をあげ、
他の人がゆっくり食べてると

「これもらっていいっすか!?」

と相手が答える前に
人の物を勝手に取って食べ、
また

「グェェェップ!!」

嘘かと思うけど、
本当の話だw

ワイルドとか、
男らしいとか、
子供っぽいとか、
そういうんじゃない。

単にマナーが悪い。

なので最初は我慢してた
女性スタッフが、

「あんまり言いたくないけど
もう少し綺麗に食事
できない?」

とそれとなく言ったら

「え?何でですか!?」

とキョトンとしていて

「家でもそうなの?」

と聞くと

「はい!
っていうか僕、
こうやって食べてるほうが
おいしいんで!」

とか答えたので、

「あんたが美味しくても
見てるこっちは
ご飯が不味くなるんだよ!!」

とついに女性スタッフがキレたw



まぁ、何が言いたいかと
いうとだね。

箸の持ち方ってのは、
要するに一例であって
それだけが問題じゃなく
食事というものに、
どう向き合うか。

そして一緒に食事をする人に
どう向き合うか。

そういうことなんだよ。



そもそも所作やマナー、
昔からの決まりや
しきたりというものについて、
すぐに否定したがる人も
いるんだけど、
それが出来たのには
必ず理由がある。

まずはそれを知るということは
必要かなって思う。

それをちゃんと理解して、
教養を身につけたうえで
それでも自分には
必要がないと判断したり、
自分は理由がありルールを
守らないというならば
その人の責任のうえでの
自由ではあるといえる。

でも知らないままで、
ただ単に

「僕はルールを守らない!
僕は自由なんだ!」

というのは自由ではなく
無教養の産物なのです。

とくに子供の場合には、
教養を得る相手はまず
親であるのだから、
親が教えてあげないと。




まぁ、最近は食事に限らず
いろんなことが、
当てはまるんだけどね。

自由だ!!!

ということだけを標榜し、
自分だけは自由に
振る舞いながら、
結果的に他人の自由を
阻害している人を
大勢見かける。

結局のところ、
最初に書いたように

「感謝の念」

がないんだよ。

自分が自由に振る舞うことを
許してくれている他人への感謝。

だからそういうことを
理解する意味でも、
人間の根元的な部分として
まず食事への向き合い方から
感謝を学んでおく、
というのは子供時代に
とても必要なことなんです。

第一、自由というのは
他人がいるから
初めて成り立っていて
極端にいえば、
日本の国があるからこそ
自由も保障されてる。

であれば日本人は
日本人としての教養、
マナーを身につけ、
同じ国の人に迷惑にならない
最低限のルールは守るべきで
それがどうしても嫌なら
無人島でご自由に
過ごすのが一番いい。

それじゃ動物と同じだけどな。