■人に求めるからうまくいかない■
昨日の新聞によると、
介護業界で辞める人のうち
4割もの人が、
1年以内に辞めるそうな。
うちの場合は、
ややマシなほうなのか
大体3年ってところだが
もちろん1年持たずに
辞める人もいる。
人事関係のことをしていて
最近よく思うのは、
そういう人達のほとんどが
「私を見て!」
というタイプである。
「私はこういう人間なんです、
私に合わせてください!」
「周りの人が私のことを
わかってくれません!」
だんだんそれが不満になり、
そして勝手に嫌になって
辞めていく。
前から書いてるけど
ゆとり世代には
非常に多いけれども、
それなりの年齢でも
やはりそういうタイプが
存在する。
人が一人ひとり違うのは
当たり前のことだ。
誰でも他の人に
自分のことをわかってほしい
感情というのはあるはずだが、
他人である以上は、
完全に理解してもらえる
ことなんてほとんどない。
ましてや他の人だって
自分のことに精一杯。
「私はこういう人間だから
私に合わせてください」
なんて言われたって
それ自体が他人にとって
大きな負担である。
俺も変わった性格だとは
自分でも思っているけど、
だからこそ、
いつも心がけているのは
「自分はこういう人間だから
無理に合わせてくれなくても
全然いいです」
ということ。
変わった性格の自分を
他人に理解してくれとか
他人が自分に合わせてくれと
思わないようにしてる。
時々世間とのズレを
感じることがあっても
それを理解することを
他者に強要しなければ
世間は自分を受け入れて
くれるものである。
どんなこともお互い様であって
「あの人は私を理解して
くれない!」
と訴えているとき、
「ではあなたのほうは
その相手のことを
理解しているのか?」
と尋ねてみると、
大抵は答えられない。
つまり自分のほうから
相手のことを理解しようと
していないのに、
理解してくれない相手だけ
悪者にしようとする。
大前提として
「他人が私のことを
理解してくれるべきなんだ」
と思っているのだろうけど
なぜそんなに自分だけ
特別扱いなのだろうか…
あるいは変わっている
自分がおかしいのだと
過剰に自分を責めたり。
他人を責める、
自分を責める、
そしてやっぱり
自分を責めるときついから、
最後は他人を責める。
まるでエンドレス。
いずれにせよ嫌になって
限界になれば逃避する。
しかしそこに反省も
成長もないのか、
また違う場所に行っても
同じことを繰り返し、
もう本当にずーっと
それをひたすら
続けるだけ。
向いてないなと
思う相手に対しては
「辞めたら違う職種を
選ぶほうがいいよ」
と伝えたりもするが、
大抵は別の施設にいき、
また迷惑をかける。
「少し考え方を変えないと
同じことの繰り返しだよ」
などと言おうものなら
「私のことをわかってくれず
怒る人」
と設定されて終了w
介護業界なんてのはとくに、
「利用者のことを理解する」
ことが重要な要素だからこそ
新入りスタッフの
「私のことを理解して!」
なんてのは、
どっちでもいい。
ベテラン介護士は
性格がぉっょぃ方も多いが、
「介護士=優しい」
なんてことはなく、
あくまで仕事として
利用者さんを理解して
優しくすることはあっても
スタッフの
「私を見て!」
というかまってアピールに
付き合ってる暇がない。
看護師さんもそうだろうけど
ベテランが新入りに
厳しいというのは、
何もいじわるしてるのでなく
それどころじゃない、
というパターンがほとんど。
忙しいのである。
みんな自分のことで
精一杯なんだ。
まぁ介護だとか、
仕事に関わらずだけど
人間関係でつまづくときは
ほとんどがこのイザコザ。
愛されたい願望が
強い人が多いのかもね。
人が変わってくれることを
期待するよりも、
自分が変わるほうが
ストレスないのに。
あるいは自分も人も
変わらなくてもいい。
みんな個性が違う。
ただそれだけのこと。