■成功体験のために■
このところ、
ゆとり世代ネタを
書いているわけだが…
自分の本心をいうと
決して叩きたいわけじゃなく
どうすれば伸ばせるのか、
ということも一生懸命、
考えています。
ゆとり世代の子を
何人か見てきて、
とくに男に共通して
感じるのは、
「なぜか自分と俺を比較する」
子がとても多い。
先日、親がきて
騒ぎを起こした奴もそう。
「もし自分が管理者だったら」
という謎の前提を
持ち出してくるのだが
それは言い換えれば
「自分が管理者になりたい」
の裏返しでもあるんだろう。
夢は大きく!!
というのは一見、
カッコいい。
が、正直言ってそんな
叶うか叶わないか
わからないような夢を
なんとなく見て、
いつかその日がやってくるに
違いないというのは、
ただの妄想でしかないです。
ぶっちゃけ、無駄。
介護だけでなくて、
仕事全般にうまくいってなくても
「いつかなんとかなる」
って思ってる子は
すごく多いですよ。
楽観的なのは悪くはないが
そのために何をしてるかと
尋ねてみれば、
何もしてない。
何もしなければ、
現状は変わらないものです。
だから、なんともならない。
何年経ってもただ
真面目なだけで
現状が変わらない人は
多分そこに原因があります。
俺はそもそも
「管理者になりたい!」
と思ったこと自体が
なかったです…
とくに入社して
2年や3年の頃は、
上司に怒られたくない
くらいは思っていたけど
その立場に取って替わろうと
思ったことすらないから、
ゆとりの子たちの
漠然とした
「僕もいつかなれるはずだ!」
という自信も全然わかんない。
ただ、こうやって
全然そんな立場を
目指してなかった自分すら
実際に管理者になって
いるのだから、
やってきたことというのは
あるわけです。
それは何かと言うと
「簡単な目標を作る」
それだけですね。
もう、簡単でいいんですよ。
なんでそんなものが
必要かというと
「成功体験が自信になるから」
です。
ゆとりの子の多くは、
仕事ができないというより
「やってみて失敗すると
困るからできれば
やりたくない」
という感じです。
あるいは先ほど述べたような
「管理者になりたい!」
と初めから極端に大きい夢を
追いかけるから、
どうすればそうなれるか
まったくわからないので
具体的な努力の道筋が
見えてこない。
地区大会に優勝できない人が
全国大会で優勝する!
と言ってるようなものです…
俺がやっていたのは、
「今日は10分早く仕事にきた。
明日は20分早くこよう」
「毎日、利用者さん全員に
声をかけよう」
「帰るときにありがとう
ございました、と感謝を
口にしよう」
そんな程度です。
それができたらちょっと
ハードルを上げて
「利用者さんから一番
人気がある人になろう」
くらいの目標にしました。
こんなことが何の役に立つか、
わからないかもしれないし、
「介護」
という仕事面では
たいして役に立たないかも
しれませんね。
でも
「頑張れば自分にもできたぞ」
という自信になるんだよね。
俺だって昔から
自信満々ではないです。
っていうか今もですが、
そんなに自分に自信が
あるわけじゃない。
だから今でも自分の中では
いくつかの小さくて、
ちょっと頑張ったら
達成できる目標を作って
実践してます。
成功すればうれしいです、
たとえちょっとしたことでも。
その繰り返しが自信になる。
自分は頑張ったら
出来るんだという
根拠になるわけです。
「僕は本当は頑張ったら
できる子なんだ…よね!?
パパ?ママ?」
と語尾にハテナマークが
つくようなあやふやな
ものではなくて、
「僕はちゃんと出来るんだ!」
としっかり具体的に
思えるようになります。
自信がある人というのは、
実際はともかくとしても、
「仕事が出来そうに見える」
ようになります。
もし管理者を目指したいなら
まずそこからだと思う。
いつもオドオドして、
何事にも消極的、
何年やっていても
決められたことはするし
決められてなければしない。
そんな人に管理者をやれと
言う人はいません。
仕事が出来そうに見えないから。
成功体験を積み重ねれば
自信がつきます。
本当になんでもいい。
自分を変えたい人には
とても簡単で、
成果も目に見えるから
ゆとり世代の子にも
きっとできるはずです。
俺は上司として、
もしそういう子がいたら
必ず見ていますし、
そこは評価します。