■世代ひとくくりの是非■
さて、このところいわゆる
ゆとり世代くんたちに
困っていることを
書いてきたが…
「世代でひとくくりにするな!」
ってのは本当にもう、
じゅうぶんわかってる…
なのでそういう記事で
傷つく人がいるなら、
べつにあなたがそうだとは
言ってないよ、
と伝えたいのだが…
実際、ネットでの友達は
30代の子たちが大勢いるから
こんなこと書いて、
彼らに申し訳ないなって
思うのも本当なんです…。
彼らの多くはこんな
意味不明な奴らじゃなく、
常識も行動力もあって、
楽しい仲間たちなので
そういう子たちまでを
ひとくくりにしようとは
思いません。
あくまで
「介護の現場」
というスタンスで見たときに
これでは困るだろ、
って話。
自分が非常に悪質というか
どうにもならんだろと
感じているのはですね…
その世代の子たちが
しまいには
「すみません、
僕、ゆとりなんで!」
と言うからである。
本当にこれ言われたからなw
つまりひとくくりに
しちゃってるのは、
当人のほうだったりする。
理屈はまぁわからんでもない、
そういう教育をしたのは
大人のほうだろ?って
ことであるから、
事実であるわけで。
当時からそんな教育には
反対だったし、
世間でも反対意見が
多かったと記憶しているが
なぜか政治家が進めたので
当時言われてたような
結末に今陥っているのよw
これは社会問題として
その世代じゃない人たちも
彼らがどうすれば社会に
通用するようになるのか
考えなきゃならない。
実際、その世代の引きこもりも
多いからね。
日本の将来はあやうい。
しかし一生懸命こっちが
考えたところで、
ちょっと説教されれば
「すいません、ゆとりなんで!」
と開き直られるとどうにもならん。
じゃあその世代みんなが
ゆとってるのかといえば
そんなことは全くないじゃないか。
こんなこと言い出したら
「ヤンキーの子供は
ヤンキーになる」
みたいな話であって、
確かにその傾向はあるが
べつに全員が全員、
そうだとは限らない。
凶悪な事件を起こしながら
「家庭環境が悪かったんです」
は犯人と弁護士の常套句だが
じゃあその環境にいたら
全員そうなるかといえば
そうじゃない。
経済状況が悪い人は
必ず盗みをするか?
しないでしょ。
結局は本人の問題ですよ。
一人ひとりが考えて、
どう考えても自分は会社に
上手に適応できてないぞ、
と感じる人がいるのなら
それは直す努力はしないと
周囲に迷惑だよ。
だって社会の大多数は
ゆとりじゃないのだからw
以前、こんな人もいた。
「あの~、ごはん食べますかー?」
「…あ、頭が痛くて…」
「ごはん食べますかー?」
「…うぅ、具合が悪い…」
「えっと、ごはん食べますかー?」
「気持ちが…悪くて…病院へ…」
「はい、ごはん食べますかー?」
「あのさ、何やってんの!?
この人具合悪いって
言ってるだろ!」
「いや、違うんですよ。
僕はごはん食べますかって
聞いてるんですよー」
「だからー!
具合悪いって言ってるじゃん!」
「いや、それは知ってるんですけど
だからごはん食べるか
聞いてるんですよ」
「はぁ?じゃあおまえ
病院に行きたいほど
苦しんでるときに
ごはん食べたいとか思う?」
「えっと…いや食べないですかね?」
「じゃあこの人も
そうだと思わない?」
「いやでも聞いてみないと
わからないじゃないですかー」
「聞いたことにこたえるような
元気もないこと、
見てわかんないの?」
「ポカーーン」
ロボットだよ、こんなのw
「ほうれん草茹でといてくれる?」
「あ、はい」
「(嫌な予感がしたので)
本当にできる?」
「できます!」
「じゃあお願いね」
10分後。
「…あのさ、
これほうれん草茹でてるんだよね?」
「はい、そう…ですね?」
「なんかさお湯茶色いんだけど
なんで?」
「えっと…わかりません」
「ていうかこれ土じゃね?
土ついたまま茹でてない?
これ利用者さん食べられる?」
「えっと…食べられ…ますね?」
「はぁ?じゃあ自分が食べる?
土ついたままのほうれん草、
いつも家で食ってんの?」
「いや…食べない、ですね。
っていうか僕、
ほうれん草とか食べないんで」
「つうか俺が言ってるのは
ほうれん草を食べるかどうか
聞いてるんじゃなくて、
土がついてる野菜を
君は好んで食べるのかって話だけど
意味わかってる?」
「えっと…わからない…ですね?」
「…あのさ、普通ね野菜って
一応洗ってから茹でると
思うんだけど、
なんでわかんない?」
「いや、違うんですよ。
洗ってからやれって
教えてもらってないんで」
「は?人参のときは洗ってたじゃん」
「いや、違うんですよ。
人参は洗ってから切るって
教えてもらったんで」
だからロボットかよwwww
ていうか恐ろしいのはね、
これが入って半月くらいの
新人ならいいの。
あるいは野菜なんか
あまり触れたことない
20歳の子ならいいのw
30歳だぞ!!!!!
30歳だぞ!!!!!!!
また2回言いましたw
しかも入社してから
3年経ってるぞ!!
だから怒るんだよw
もうね、万事こんな感じですよ。
とにかく
「できる?」
って聞くと
「できます」
って言うから非常に
やりにくい。
「あれ?頼んどいた仕事は?」
「いや…やってないです」
「え?なんで?」
「いや途中でわかんなく
なっちゃったんで!」
「あのさ、そしたら聞いてくんない?」
「いや、違うんですよ。
困ったら聞けって言われなかったから」
「じゃあ聞いてください、
どこがわからないですか?」
「えっと…あの…」
「どこ?」
「いや、どこがわからないのか
わからないです」
俺にはおまえのことがわかんねーよw
そして懇切丁寧に説明する。
「わかった?」
「はい、わかりました!!
今度は大丈夫です」
「じゃお願いね!」
「あの…頼んどいた仕事、
まだ終わってない?
もう何時間も経つけど」
「いや、終わりました」
「え?終わったら報告して
くれないと困るんだけど」
「いや、違うんですよ。
終わったら報告しろって
言われてないから
しなくていいと思ったんですよ」
この「いや、違うんですよ」
が非常にダメなのね。
あの前に書いた柳原可奈子女の
「や、違うんですよぉ~」
と同じなんだけど、
何かミスをしていても
「違うんですよ!
まずは僕の私の事情を
聞いてください!」
が一番最初にくるんだ。
だけどこっちは利用者さん
(お客さん)に対して
不利益になることや、
事故につながるから
注意してるんだから
まずは
「すみませんでした」
からでしょ。
俺なんかこう厳しいことを
書いてるようでも、
実際はめっちゃ甘いんでw
「すみませんでした」
があったうえで
「実は僕にはこんな事情があって…」
ということならちゃんと
聞いてあげてるのね…
男子スタッフに対しては
この世代の子が
あまりモテないのも
よくわかる。
たとえば掃除や洗濯、
料理が下手でも
なんとかなるのよ。
「もう、仕方ないなぁ、
わたしがやっといてあげる」
という感じで俺なんかは
女子にフォローしてもらいまくりだ。
でもそうなるためには、
自分も男子として
やるべきことはやってるから、
という部分が大きい。
介護施設にとって
数少ない男性スタッフに
求められることというか、
腕の見せ所なのはやっぱり
重たいことや危険なこと、
あるいは即座に判断が
求められる時に、
しっかり動けることなんですよ。
重い利用者さんがいたら
「あ、俺がやるからいいよ」
と代わってあげたり
車椅子を直したり、
電球変えたり、
ハチの巣退治したりとか、
そんな感じ。
あるいは暴れてる
ジイサンがいるときは
身を呈してでも止める。
でもゆとり男子は違う。
絶対やらないし、
命じられて初めて
嫌々やる。
「あのさ~、なんでそんなに
嫌そうにやってんの?」
「いや、違うんですよ。
だって僕ばっかりやらされるじゃ
ないですか。
男女平等じゃないですかね?」
出たよ、謎の男女平等。
そりゃあさ、人間だから
男性に生まれようと
女性に生まれようと
権利は同じなんだ!
と言えばそうかもしれんよ。
でもね、男性と女性とでは
実際には身体の作りも違うし
男性がやったほうが早いことは
たくさんあるだろう。
それは言い換えれば
「うまく女性に使われてる」
わけなんだが。
だって女性だって箸も持てないほど
お嬢様なわけじゃないし、
重たい利用者さんも
持ち上げてるからw
でもそこをあえて、
そう、あえてなんだよ
「女性だから無理しないで、
休んでていいよ、
僕がやっておくよ」
と言ってあげるわけですよ。
そうするとあとでべつの部分で
助けてもらえるんだよね。
ていうかこれこそが、
男女関係の面白さだ!
この駆け引きがあるから
面白いわけですよ。
女性に使われてるように見せて、
こちらも女性を使ってるのね。
ゆとり男子はそれがわからないw
常に表面上の男女平等ばかり
求めているので、
もちろんいざというときに
頼りはならない。
むしろそういうときには
女子を頼ろうとすらしている。
究極的な話だが…
「あの~、この人の様子が
おかしいんですよ。
なんか、血圧がゼロなんですよ」
「え?」
「さっきから血圧測ってるんですけど
なんかゼロなんですよ」
「あの…これ死んでるって
言うんだけど」
「え?」
「え?」
とりあえずすぐ俺が飛んできて、
先生も来て、
まぁ看取りの方であったし
事件性のない自然な最期で
あったから、
誰であったとしても亡くなってる
ことには変わりなかったから
仕方ないんですが…
実話ですよw
恐ろしいでしょう。
ちなみにそのスタッフはもう
いませんけどね。
人の命を扱う現場で
実際こうなんだから
こっちはニヤニヤして
いられないですよ。
仕事だけの問題じゃなくて
自分のおじいちゃんおばあちゃんや
親をそんな奴らに任せられるか、
あるいは自分が介護を受ける時
こんな人たちに安心して
見てもらえると思うか。
ゆとりが問題であれば問題なんだと
書いていくしかない。
謎の自信とプライド、
そして
「上に立ちたい」
という気持ちだけはなぜかあるので
やがてこの人たちが、
施設の管理者になる時代も
遠くはないのです。
俺の立場だって狙われてますからねw
個人的にはこの世代は
すっ飛ばしてその下を
どんどん育ててあげよう、
そいつらに譲ろうと
思ってますけどw
人の命を預かる現場で
このゆとり感覚は、
致命的なことになりかねないんです。
同じ世代でもそうじゃない人は
そのまま頑張ってほしいし、
思いあたる部分がある人は
どこかで変わらないと
いけないと思います。
プライベートではどんなに
ゆとろうとそれは自由です。
が、会社に行ってるときは
演じてもらいたい。
それだけのことです。