専門医を受診することが大事 | NobunagAのブログ

NobunagAのブログ

家庭菜園、ゲーム、アイドルなど趣味の話題や、子育て、介護関係のことをつらつらと書いています。

◆専門医を受診することが大事◆
 
認知症の方でちゃんと専門医を受診している人って
どれくらいいるんでしょうか。
 
というのも、
意外とうちのような認知症対応型の施設に申し込みをされる方でも、
専門の先生に診てもらったことはないという人が、
けっこういるんですよね。
 
一応、それなりに年相応にお医者さんにはかかっているんですが、
たいていは血圧の薬くらいしか飲んでないとか。
中にはかかりつけ医の先生が気分を害したら悪いから、
他の先生に診てもらうわけにはいきません!
という方もいたりします。
 
非常にもったいないし、
病気を良くしたいと本気で思っていないのかなと不思議です。
 
認知症…
昔でいえばただのボケかもしれませんが、
実際にはものすごく深刻で難しい病気です。
極端かもしれませんが、
ガンと同じくらい大変な病気だとも感じます。
 
ガンになれば専門の先生に診てもらうのに、
認知症は診てもらわない。
 
そういう人が多いです。
 
そもそも現時点では、
認知症は完治はしません。
それどころか、
だんだん悪くなります。
薬を飲もうが飲まずにいようが、
最終的に行き着くところはほぼ同じ。
 
だからどこの病院に行っても一緒だし、
誰が診たって治せないんだからどうでもいいじゃんと
思う人も多いのかもしれません。
 
しかし早期に受診すれば進行を遅らせることはできるし、
重度になっていても周囲が本当に困るような周辺症状は、
お薬である程度軽減できる場合もあります。
 
この薬というのもまたネックで、
場合によっては精神薬なども使われるので、
余計に抵抗感は強いとは思います。
 
だけど少なくとも自分がこれまで見てきた方で、
ちゃんとした先生に診てもらい、
出していただいた薬のせいで
人格が破綻した方はほとんどいません。
多かれ少なかれ効果はあります。
 
でもそうした効果を期待するためには、
認知症についてくわしい専門の先生に診察していただき、
しっかりと症状にあった薬をもらわないとダメです。
 
認知症だからとりあえずアリセプト出しとけ~、
抑肝散飲ませとけ~っ、
不穏ならグラマリール飲んどけってもんじゃないってことです。
 
認知症とひとことでいっても、
アルツハイマーだったり、
脳血管型だったり、
レビー小体、前頭側頭型…
さまざまな種類があって、
効果的な薬の種類、内容、量はそれぞれ違います。
またその方の体質などによっても変わってきます。
 
それを考えないで適当に有名な薬を飲ませてもよくなりませんし、
変に強い薬を飲ませたらまさに逆効果になります。
 
だから専門の先生を受診することが大事なのです。
 
しかしただ漠然と受診するだけでは、
これもダメだと思います。
 
認知症である本人はともかく、
その人を支える家族やケアマネは、
ちゃんと病気のことを知り、
何が困っていて何をどうしたいのか
しっかりと先生に伝えることも大事です。
 
うちの地元には認知症のことに大変熱心な先生がいて、
ずいぶんお世話になっています。
病院が休みの日でも電話をくれる先生で、
本当に頭が下がります。
 
でも数年前まではそんな先生の話でも、
なんだか画像の説明や専門用語ばかりで、
それじゃよくならないのにな~と思っていました。
でもそれは大きな間違いでした。
 
単に俺に医療面での知識がなく、
勉強も足りなかっただけです。
 
先生の言うことがしっかり理解できるようになり、
こちらからも正確なことを伝えられるようになり、
初めて医療と介護が連携できることを最近は痛感しています。
 
認知症が進んでしまった方は、
もはや自分で病気と戦うだけの力がありません。
 
だからこそ周囲の助けが必要です。
 
そのための先生がせっかく存在しているのに、
いろいろ理由をつけて敬遠するのは、
本当に本人のためでしょうか?
 
愛や努力や神様や我慢だけでは良くなりません。