◆施設ケアマネ不要論◆
昨年あたりから
施設にケアマネはいらないんじゃないかという話が
ちらちらと聞こえてきます。
うちみたいな小規模のグループホームはともかく、
特養みたいなところでそんなに大勢のケアプランを
しっかり作れるのか?
という疑問は確かにもっともかもしれません。
また、古くて大規模な施設ほど
昔からいるスタッフのお局様的な人や、
看護師のボスが現場のプランは作っていて、
実質的にはケアマネの出る幕がないし、
ケアマネの作るプランなんてお飾りかもしれません。
そもそもケアマネ自体がパートで日勤のみで、
夜間のことも知らないのにプラン作るなという
現場の人たちの反感もあるかもしれません。
俺自身はグループホームであることや、
実際に夜勤から何からやっていてむしろ何でも屋なので、
そこはさほど軋轢は生まれませんが…
そもそもグループホームは法律上は施設ではなく、
居宅サービスのひとつという扱いってのもありますが。
ともあれ施設ケアマネの置かれている立場というのは、
厳しいものがあるということです。
しかし声を大にして言いたいのは、
じゃあ、誰が代わりにできるのって話。
誰でもできるよと思う人は、
ケアマネのことをバカにしすぎだと思うし、
バカにされるケアマネ側にも問題があるのかもしれません。
ケアマネ試験の合格率は最近は20%しかなく、
受験のためには勤務年数も問われるので、
資格を取るのも一苦労です。
総合的な知識、能力が問われる仕事です。
ケアマネをしている人はもっと胸を張ったほうがいいと思います。
もちろん調子に乗ってリーダー気取りになれってことじゃないですが、
自負心くらいは持つべきです。
俺もまだまだ経験の浅いケアマネですが、
少なくとも現場で利用者のことを一番総合的に考えているのは、
自分だという気持ちを持っています。
代わりをできる人はいないと思っています。
もちろん、違う目線から見られるケアマネは他にもたくさんいますが、
自分の代わりは自分しかいないはずです。
施設ケアマネ不要論なんてものが、
本当に採用されてしまったら情けないことだと思います。
現場のケアマネは
「おれたちはこれだけやってるんだぞ」
ということを、
もっと声を大にしていいんじゃないでしょうか?
そしてそのためにも、
まずはプランだけでなく自分から率先して動き、
周りに自分の存在を認めさせる努力も必要なんじゃないでしょうか。