■他人だからできる■
認知症の方に叩かれるとき、
泥棒呼ばわりされてるとき、
便まみれになってしまっているのを
きれいにしてあげてるとき…
いつも思います、
自分の親でなくて良かったと。
ご本人やその家族には
失礼かもしれないけど、
本当にそう思ってしまいます。
だってもし自分の親だったら
情けなくて、悲しくて、
切なくて、くやしくて
どうしようもないと思うから。
あわてずさわがず、
ある程度
淡々とやってられるのは
他人だからです。
いくらここで偉そうなことを
書いていようとも、
実際に認知症の親を介護してる
家族の方に比べれば
俺なんか足元にも及びません。
介護職なんかしていると
時々、介護のプロとして
普通の家族に対して
上から目線になってしまう人もいます。
しかしそれはまったく違う。
介護のプロが見ている現場と
そうではない一般の家族が
味わっている苦しみが
同じわけがないのです。
そもそも見ている視点が
同じになってもいけないし。
そのことを
介護スタッフには
しっかり理解していてほしい。
他人だからできているんだし
他人にしかできないこともあります。
それを提供するのがわれわれの仕事。
だから俺には仕事ならば
いろんな人に対応できる
自信はあっても
たったの二人の自分の親を
しっかり介護できるという
自信はありません…
そのときは結局、
認知症の方の家族一年生として
皆さんのお知恵を
借りに伺うのかもw