通所施設のススメ | NobunagAのブログ

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■通所施設のススメ■
 
介護業界は離職率が高く、
いろんな施設を転々とする人も多いと思いますが、
そういう方にこそぜひ一度、
通所系で働いてみることをおすすめしたい。
 
というのも、
入所施設でしか介護をしていない人って、
良くも悪くも施設のやり方、考え方に
染まりきっていることが多いのです。
 
通所ではなかなかそうもいきません。
 
たとえばお迎えひとつとってみても、
各家庭ごとに作法が違ったりして
ものすごく気を使うし、
自分のやり方ばかりじゃ通りません。
 
普段のケアについても
入所施設の場合、多少のミスなら
(悪い言い方ですが)隠せるというか、
その日にできずとも明日やればなんとかなる、
みたいな部分も多いのですが、
通所でそんなことがあればその日に苦情がきます。
 
厄介ですかね?
厄介ですよ。
でも、そのほうがスタッフは成長すると思います。
 
それに、
何より通所系のほうが
軽度な方もたくさんいる!
 
べつに軽度だから良い、
ラクだってことを言いたいわけじゃないんです。
 
施設で重度の方ばかりを見ていると、
年寄りというのはこういうもんだ、
ほとんどボケてるんだなどと
思ってしまう人がすごく多いのです。
 
実際、スタッフに通所にいたときに出会った
元気な利用者の話をすると
 
「え、年寄りなのにそんなにまともな人いるの!?」
 
なんて言葉が返ってくることもあります。
とくにうちの場合、
認知症の方しかいない施設なので、
それが当たり前になりすぎていて、
高齢者=全員認知症
なんて思ってしまうおそれがあるのです。
 
そういう感覚こそが、
相手を人間扱いできないような
意識を生まれさせる要因にもなります。
 
通所では本当にごくごく普通の
おじいちゃん、おばあちゃんって
感じの利用者もいっぱいいますので
話も通じやすく、
お互いに尊重し合う関係は
施設よりも容易に作りやすいです・
 
また軽度な分、
認知症や身体の不自由な部分についても
回復が見込める方も大勢います。
 
自分のお世話した方が目に見えて良くなるのは、
介護する側のモチベーションにも
良い影響を与えます。
 
だからこそスタッフもっとがんばろうと思えるし、
自分ががんばったら相手の利用者も
それにこたえようとしてくれる。
 
そんなサイクルが通所にはあります。
 
俺は通所で6年くらい働いてから
入所施設にきましたが、
本当に通所で働いておいてよかったと
思っています。
 
たぶん、いきなりグループホームで働いたら
俺なんかとっくに挫折してたかもしれません。
そのくらい重度の認知症の方と
コミュニケーションをとるのは
大変です。
 
いまだに認知症の対応で悩んでいるとき、
利用者さんとの関係がどうしてもうまく
構築できないときは、
通所の頃にとった
利用者さんと肩を組んでる写真や、
利用者さんや家族がくれた
感謝の手紙を見て、
励まされています。
 
もちろん入所施設でも
そういうことがないとは言いませんが、
それでも通所で働いてみることは、
自身のスキルアップのためにも
絶対に無駄にならないので、
これから介護の職探し~なんて人には
ぜひオススメしたいです。