ユマニチュードと認知症 | NobunagAのブログ

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■ユマニチュードと認知症■
 
フランスで体系化された
 
「ユマニチュード」
 
という手法が最近日本でも注目されています。
 
先日もユマニチュードで認知症が良くなる!
 
とテレビで放送してました。
 
だから…
 
○○で良くなる!
 
はウソだって!
 
どうしてすぐ極端な報道をするのか。
 
抑肝散で良くなる!とかもね。
大げさすぎ。
 
「人によっては良くなる場合も、ある」
 
というのが真実だし、
現状、そのくらいしか認知症への対応は
できないからこそみんな苦しんでいるのです。
 
ユマニチュードの基本ですが、
 
見つめる、話しかける、触れる
 
などの動作をおこなうことで
相手に安心感を与えることが大事と
されています。
(厳密には目が合ったら何秒以内に話しかけるとか、
いろいろあるけどそこは割愛)
 
ものすごい簡単に言うなら
 
患者として見るというより、
人間として接しなさいということ。
 
アレ?
 
でもこれって、
普通にやってますよ。
 
そう、実はユマニチュード的なことは、
おそらくどの介護施設でもやってると思います。
それが介護の基本だから。
ヘルパーの研修でも同じようなことは
みんな学ぶと思います。
(できてない施設はレベルが低いだけ)
 
だいたいユマニチュードだって、
フランスでは何十年も前からある考え方だし…
 
横文字を使って難しく考えずとも、
たぶんみんな普通にやってるんじゃないかな。
 
俺なんかも肩に触れる、手を握る、場合によっちゃ
抱きしめるときもありますw
 
ただね…
 
本当に重度の認知症だと、
やはりそれだけじゃ通じないんですよ。
それも悲しいかな現実としてある。
 
だって実体のある、
原因のある病気なんだもの。
 
手かざししたり、
神に祈ってガンが治ると信じ込める人もいるけど、
科学的な根拠は薄い。
 
それはもう心の問題ですが。
 
回想法とか、バリデーションとか、
そういうのもね。
最近じゃ食事でも変わるような話もありますが。
 
以前、大学病院の先生も言われてましたが
医学的には根拠はないです。
エビデンスのランクみたいなので言えば、
やはりアリセプトとか、
薬のほうに分があるという話なんですが。
 
ただ、良くなったという報告自体はあります。
だから根拠がないからやる意味がないとか、
そういうことでもないんですけど。
そもそも薬だって治せないのが現状だし、
副作用の問題もあるので。
 
心のよりどころと言うか、
基本的な姿勢として
人間として相手と向き合うのは大事。
 
だけどそういうことで
100%認知症が治るかのような
錯覚を起こさせたらいけない。
 
希望を持ちたくなるのは当然ですが、
現状では100%治す方法がないからこそ、
いろんな人が研究をしているし、
現場でも四苦八苦しながら
介護を続けているのだから。
 
「ユマニチュードで治る」
 
と考えるのではなく、
有効的と言われる手法があれば、
いいとこどりをしていく、
それによって相手に合う方法を模索する、
そのことが大切です。