◆慣れていても困る認知症の便対応◆
先日のクリスマス夜勤は、
クリスマスの朝、
カーテンとシーツにべっとりついた便という、
素敵なプレゼントをいただきました…
便の話は書きだせばキリがないし、
汚い話なので書かないほうが良いのではって思いますが、
介護していると避けて通れない問題でもあります。
なにせ
確か認知症の人の家族の会のアンケートで、
認知症の人の介護の何が大変かという項目の1位は
「尿失禁・便失禁への対応」
だったと思います(うろ覚えなので違ってたらすみません…)。
ちなみに他の項目は
「夜、寝てくれない」
「徘徊する」
「同じことばかり言う、聞く」
「暴言・暴力」
などなど。
グループホームでは毎日見かけるようなことが多いですね。
誰しも負担に感じる事は同じってことです。
単純に便の処理だけなら慣れる部分もあるので、
さほど(あくまでさほど)気にせずできますが、
そこに認知症の行動が絡んでくると大変です。
シーツならまだしも
カーテンに毎朝のように便がついてるとか…。
施設は特殊な防炎カーテンを使っているので、
手入れが難しいんですよね。
毎朝便がついてるような感じだと、
消毒しないわけにもいかないし、
でも防災の観点から本当にそれで大丈夫なのか?
とかいろいろ問題があります。
本当はカーテンを使わないか、
何度洗っても問題ないし、
最悪、捨ててもいいような安いカーテンにしたいですが、
それだと基準違反になってしまいます…。
カーテンとかシーツでふかないように紙やタオルなど、
いろんな代替品を用意したりもしましたが、
そういうのは全部しまってしまいます。
どうしてもカーテンやシーツがお好みのようです…。
夜中の排便については排尿以上に
タイミングがわかりにくいので誘導も難しいし、
特に認知症による頻尿があるような方は一度トイレに行くと、
今度は頭の中の頻尿スイッチがオンになって、
夜中に20回もトイレに行くような状態になる人も。
そうすると今度は眠らなくなります。
その結果、他の方まで物音で起きてきてしまうことに。
認知症がなければちゃんと状況を説明して、
できるだけトイレに行ってもらうようにすればいいだけですが、
残念ながらどう説明しても
「わたしは生まれてから一度もウンコなんかしたことはない!」
と断言されてしまうのでそれもダメ。
症状は人それぞれですから、
こういうのは極端な例なんですが、
それでも、
実際にはそういう方もいるってことです。
というわけで、
施設でもこんな感じで毎日苦労してますので、
家庭ではもっと困難だろうと思います。
あまり悩まずに、
誰もがそうなんだと思って、
半分あきらめながらユルユルやっていく感じで良いと思います。