◆モチベーション◆
先日、ネットでグループホームとか介護について検索してたら、
興味深い記事がいくつかありました。
そのひとつが
認知症の方を相手にするのは、
まるで苦情処理係のようなものだ。
という意見。
企業の苦情処理係には本来の苦情の他にも、
お客さんの言いがかりとしか思えないような、
一方的なクレームが多いそうで、
認知症の方がからんでくるのはそれに似ている、と。
職員は悪くないのに延々それを聞かされ、
謝ったり同意したりしなきゃいけないわけです。
確かに認知症の方が不穏なときの訴えは、
(本人には理由があるとはいえ)
ほとんどが思い込みや妄想からくるものが多いですね。
でもそれを否定しちゃいけないということになってます。
ちなみに苦情処理係の人は精神的にまいってしまって
離職率が高いそうなんですが…
アレ?なんか似てるな…w
それからもうひとつ。
施設の仕事は野球の敗戦処理投手のようだ、と。
どんなにがんばってもせいぜい現状維持だし、
それも一時的であって最終的にはみんな少なからず低下していきます。
状態を改善することを成果、勝利と考えるならば、
最初から勝ち目もなければ、
報われることもなく、すでに家族も放棄してるのに、
職員はひたすらやっているのだから…
それでいて給料も低いし、まるで敗戦処理みたいで、
これでモチベーションを維持しろなんて無理だと。
一見、乱暴な意見かもしれませんし、
ヒドイ書き方だと感じるかもしれませんが、
表現方法はさておき、
俺はこれもひとつの真実だと思います。
通所から施設に移ってとくに悩んでいるのは、
まさにこの部分ですね。
自分の仕事に誇りを持ちたいと思う一方で、
いつもこれは自己満足じゃないのかなんて感じることがあります。
さいわい、うちの地元では同業者や包括支援センターとのつながりが強く、
「困ったら相談してね」
とか
「イヤになっていっぱいいっぱいになる前に、
言ってくださいね」
とか言ってもらえる環境なので、
孤立感は感じられずにいますが、
それがなければきついなと思うことはあります。
10-0で負けるよりは、
せめて10-5くらいの負けにできればという思いを持てないと、
この仕事は難しいのかもしれません。
1点差でも何でも負けは負け、
という厳しい考え方の方にはきっと向いてないんでしょうね。
もっともっと抜本的な改革というか、
医療における新薬の開発もそうだし、
介護も今みたいな昔からの技術の応用じゃなくて、
ちゃんとした技術の確立がなされれば、
もしかして逆転できる時期がくるんじゃないかと夢は抱いていますが、
それが叶うのが先か、
やはりモチベーションを失って俺が消えるのが先か。
本当に難しい仕事だなと思います。