私は元々、青という色が好きではありません。
なぜか・・・と言われると困るのですが、あまり惹かれた記憶がないのです。
だからといって、青という色が嫌いなわけではもちろんありません。
洋服の差し色に青を使う事は、時々ですが、あります。
それでも、青い色の服を着ようとは、本当に思わないのです。
石に関しても、同じです。
青い石は沢山あります。
ラピスラズリ、ソーダライト、カヤナイト、ブルーサファイア、ターコイズ、など、その他もろもろ。
石屋をしていて、こんなことを言うのもなんですが、実は、言うほど惹かれないのが現状です。
いやいや、すごく綺麗だとは思うのです。
欲しいな・・・とも思うのです。
でも、では身につけるか・・・?と言われたら、おそらく身につけないのではないかと思うのです。
これって、なんなんでしょうねえ・・・?
青い石も様々あります。
濃いものから薄いもの、鮮やかなものから暗いもの。
青い色は、気持ちを落ち着けて、集中力を高めてくれるといいます。
だから、昔の事務机は、薄~いブルーの色に、塗ってあったんですって!
そんな中、なぜか妙に気になる石がありました。
昔からよく知っている石で、当店では少なくとも特価で販売しちゃってたりするんです。
私は、最初見たときは、なんの石かわかりませんでした。
この写真をあらためて見ても、知らなければ、サファイアかと思ってしまうかもしれません。
これがソーダライトだとすぐに気づいた人は、一体どれだけいるのでしょうか?
(え?意外とたくさんいるって??)
当店のソーダライトは、なかなかの品質で評判がいいと自負していました。
もちろん、好みもあるでしょうから、必ずしもそれがいいとは限らないのでしょうが。
社長にまずは報告。
「これ見て!ソーダライトなんだよ!すごい綺麗じゃない?」
「へえ・・やるねえ、ソーダライト」
あまり青い石に惹かれない私ですが、これにはさすがに、惹かれてしまいました。
山積みされた中から、宝探しのように見つけてきたソーダライト。
店員さんに、本当にソーダライトか、わざわざ確認までしてしまっていたり。
だって、こんな色のソーダライト、見たことない。
いや、別に、変種なわけじゃないんです。
そんなに珍しい色なわけでもないんです。
ソーダライトといえば青い石だし、その定義のとおり、ちゃんと青い色をした石なんです。
何も、おかしいところなんてないんです。
ただ、ただ、何か、私の中で、違っているのです。
「品質がいいので、ソーダライトにしちゃあ、高いんですよね」
フォローするように、言葉を付け加えた、店員のお姉さん。
そんなことにも気づかないくらい、見入ってしまった私がいました。
たしかによく見ると、いつものソーダライトと比べても、倍以上に高い。
でも、そんなこと、全く気にならないくらい、魅了されてしまったのです。
ソーダライトは継続性を与えてくれる石でしたっけ。
基本、牡牛座のA型の私は、本来ならば物事を継続することは得意なはずなのですが、最も牡牛座のA型に見えない牡牛座のA型なので、ズボラな面は多々あります。
(ま、星座も血液型も、本来は性格になんの影響もないそうですけどね^^;)
なので、本来は惹かれてあたりまえの石だったのかもしれません。
残念なことに、あまり大きな石はありませんでした。
小さな6mm玉のビーズのみ。
それだけでブレスレットを作るのも悪くないけど、他の石と上手に組み合わせるのもいいかもね。
数量限定です。
だって、あんまりなかったんですもの。
あまり店出ししないで、こっそり隠しながら見せようかな?
石に詳しい人じゃないと、気づいてくれないかもしれないし。
でもまあ、石に詳しくなくても、きっとこの石の良さに気づく人はいるはずです。
同じ石だって、同じ名前で呼ばれる石だって、惹かれる石もあれば惹かれない石もあります。
ソーダライトには珍しい、鮮やかでありながら、それでいて深みのある、奥行を感じさせるこの石に、今まで以上に惹かれる方はきっと多いのでしょう。
これで、何を作ろうか・・・?
今まで以上に、楽しみも増えました。
