グラウンディングの力・・・黒い石の力 | nobumiさんちのおねえさんの天然石の話

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水晶やパワーストーンと日常のあれこれ

黒という色は、比較的好きな色です。
洋服も黒い服が多いし、何よりも着やせして見えるのが好きです。

しかし、石となると、やっぱり私は、あまり黒い石に惹かれることはありません。
もちろん、「綺麗だな」とかいうレベルで惹かれることはありますけど。
ハイパースシーンやブルータイガーアイなどは、黒いだけではない光の干渉に、ワクワクしてしまいます。
でも、だからといって身につけたいかというと、そんなことはなく、結局私は、黒い石を身につけることはほとんどありません。

無意識下で、意味を頭で判断して、仕分けしてしまっているのかもしれません。
直感が働く前に、自動的に意味が頭に浮かんでしまいますから。
一種の職業病みたいものでしょうか。


ところで、この間から、立て続けに、黒い石に惹かれるという女性にお会いしました。

長年石屋をやってきた経験上、黒い石を求める女性は、石そのものに惹かれているわけではなく、魔除けなどの意味などに惹かれている傾向にあるように思ってます。
もちろん、黒い石には他にもグラウンディングの効果など、色々な意味があるのですが、グラウンディングと言われてもピンとくる人のほうが少ないためか、そのへんに惹かれたという人の話は、聞いたこともありません。
むしろ、「この間事故にあったから」などという理由で、魔除けを探しに来られる方が断然多いのです。


先日ご来店くださった方は、「とにかく黒い石に惹かれるんです」と、お話くださいました。
意味は、おそらく知っているものと思いますが、それに惹かれたのではないように感じました。
「すごくキラキラして綺麗に見える」
そうおっしゃったその方は、魔除けだのなんだのに惹かれたわけではなく、純粋に石そのものに惹かれたように感じました。

次にご来店くださった方も、同じようなお話をされていました。
「魔除けの意味があるんですか?でもそんなのどうでもいいんです。
とにかくこの黒い石が綺麗だと思ったんで・・・」
そう言って、2つの黒い石を並べて、ずいぶん迷っていらっしゃいました。

黒い石に惹かれない私にとっては、全く不思議なお話です。
黒い石を二つ並べて見比べてみても、そんなに違いがわかるとは思えません。
どちらの方がより惹かれるかって言われても、どちらも私にとってみたら、大差あるとも思えません。

なんでこんなに黒い石に惹かれる女性が増えたのでしょうか。


黒い石に惹かれる女性たちは、これまでとは違って、意味などにとらわれているわけではなさそうで、むしろ、純粋に黒い色がとても綺麗に見えたりとかしているということを、お話くださいます。

私は、本来は女性という生き物は、「陰」の性質があるため、明るい色に惹かれる傾向にあると思っています。
でももちろんそれは一般論のお話で、誰にでも当てはまるものではなく、個人差があることは承知の上です。
それでも無意識に心のどこかで、女性は明るい色を好んでいると思っています。

ところが石というものは、陰陽なんて関係なく、その時々で、惹かれる石が変わります。
本来女性が惹かれるはずの明るい色の石も、タイミングが異なれば、全く惹かれなかったりするのは、当然のことです。
「石に惹かれる」ということはすなわち、陰陽のバランスなんて関係なく、何かしら現在自身が求めているものを代弁している・・・ということなのでしょうから。


現在日本は、とても経済的に厳しい岐路に立たされています。
だからといってそれは、泣いたって喚いたって、緩和されたりしないのです。
それでも人は、泣いたり喚いたりしながら、ありとあらゆる方法で、居心地のよい場所を探していました。

ところがそれは、結局のところ意味をなさないことに気がつき、自分の足で進まなければいけないと気がついた女性たちが、前に進もうとした時に、自分の背中を押してくれる何かを求め、黒い石に惹かれるようになったのではないかと思うのです。
(あ~長かった^^;)


グラウンディングとは、地に足をつけた着実な生き方。
大地のパワーを足裏から引き上げ、大地とともに生きていく力。

浮き足立ったり、夢ばかり追ったりしないで、自分の根底をしっかりと整え、柱を築き、着実に前へと進んでいくことができる、そういうパワーのことを指します。

景気のいい時は、少々夢を追うのも良しとする風潮にありましたが、今は現実を見つめる人が大半です。
そして、そういう人こそが、黒い石に惹かれているのではないかと、推測するのです。


現在の女性たちは、強く優しく、そしてたくましい。
ルチルクォーツなどに頼って、一攫千金を夢見る男性たちは、少しは見習って欲しいものです。

少し前までのルチルクォーツのブームも落ち着き始め、グラウンディングの時代が来るかもしれません。
本来の日本人の気質である、農耕民族のパワーです。


いや、だからといって、夢を追うことを非難しているわけではありません。
私も社長も、全くもって地に足をつけず、未だに放浪の旅を続けているのですから。
なるほど、私が黒い石に惹かれない理由は、ここにあるのか。
書いていて妙に納得しました。


みなさんは、こんな人生を送らないように・・・・。
私からのお願いです。