何ガーネット? | nobumiさんちのおねえさんの天然石の話

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水晶やパワーストーンと日常のあれこれ

実は随分前から気になっていたブレスレット。
悩みに悩んで、仕入れてきました。
例のごとく、
「売れなかったら、私が付けよう。」
の意を心に決めて。

さて、仕入れたはいいけど、これはなんの石?(笑)
「オレンジガーネット」という表示があるけど、展示するにあたって、表示は正確にしておきたい。
ガーネットっていろんな種類があるんだよね・・・^^;

早速、仲良し(と私が勝手に思っている)の宝石屋さんの元へ。
「これってなんの石ですかぁ?」

 

開口一番、出てきたのは
「瑪瑙!」
「え~、違いますよ。」
「え?じゃあ、まさかルビーか?」
光に透かしながら聞いてくる。
「ううん。違う。ガーネットだって。」
「ああ、ガーネットか。」
「でもね、何ガーネットか知りたいんです」
「ええっ?ガーネットって何種類もあるんだぞ。お前の方が詳しいやろう?」
「ええ~っ?宝石屋さんじゃないですか!」
「お前は石屋やろう?お前の方が詳しいはずや」
「(なんでよっ!(`ε´) )」

そんなことを言われても、わかんないから聞いてるのに・・・。
困ったもんだ。
でもそう言いながら、資料を出してくるあたり、やっぱり頼りになります♪

資料と照らし合わせながら、絞っていく。
これは違う、これも違う・・・これは・・・似てるかなあ・・・?


石の正確な名前は、鑑別に出さないとわからないことも多くあります。
表示のまま鵜呑みにして購入したあと、鑑別に出してみたら、全く違う名前で出てきた・・・なんて、別に珍しいことではありません。

有名どころでは、ハウライトとマグネサイト。
私たちだって見分けがつかない2つの石。
現在、ハウライトと表示されている石のほとんどが、マグネサイトだと言われていますが、安価な石なため、誰も鑑別に出したりはしないのです。

当たり前の話ですが、鑑別するにあたって、ただでできるわけではありません。
当然、それなりにお金がかかりますし、それは結果的に、お客様負担にならざるを得ないことも多々あります。
高額品をお買い上げ頂くためならば、それくらいの金額たかが知れていますが、儲けの少ない安価な石では、割に合いません。

なので石屋はみんな、目を養う努力が必要になります。
石に関する本を読みあさり、手持ちの石と比較する。
日常的にやっている、簡単な鑑別は、その練習でもあるわけです。


色々照らし合わせた結果、
「これが一番近いんじゃないか?」
そう言って見せてくれた名前は、聞いたこともない名前でした。
「???え?この○○ガーネットなんて、聞いたこともないよ」
「ん~、でもこれが一番近いんだよなあ・・・」
聞いたこともない名前のガーネットが、ブレスレットになるくらい数が揃うって、すごくない?

一般の宝石とは違い、ブレスレットになるからには、それだけの玉数が必要になります。
となると、どんなにレアストーンだと言い張っても、実際そこまでレアな石なわけではないことになります。
ジュエリー類と比較したら、結局パワーストーンなんて、ただの石ころなのかもしれません。

となると、もう少しメジャーな石だと考える方がよさそうです。
もちろん、この辺の知識も必要で、ある程度石の名前を知っておかないと、メジャーかどうかの判断もできません。

結局結論が出なかったので、
宝石屋さんの意見を参考にしながら、独自の見解を進めていくことにしました。


宝石の本は、私だって持っています。
ジュエリーにするための加工方法まで書いてあったりして、結構重宝してるんです^^
とは言え、調べてみたら、オレンジガーネットだけでも、結構な数があります。
そうよね・・・。
紙やすりにだって、ガーネットが使われていたりしますから。

ルーペで観察してみる。
ん?インクルージョンが結構あるなあ・・・。
でも、いくら宝石だったとしても、天然である以上、インクルージョンの存在は避けられません。

インクルージョンに特徴があるガーネット・・・。
一つ見つけました。
あれ?心なしか、色味も似てる気が・・・?

 


値札の裏に、こっそり名前を書き加えておきました。
これで、合ってるかもしれないし、間違ってるかもしれないし・・・。
お客様が付いた時に、参考としてせめて「こうではないか」というレベルでも、言ってあげられるように。
確信がないので、さすがに表に書くのは控えますが・・・^^;


さて、どなたか、このガーネットの名前がわかる方がいらっしゃったら、教えてください。
安価な石ではありませんが、鑑別に出すほど高額な石でもありません。

ただ、確実に、私が惹かれた石ではありますけどね^^





追記

こちらのガーネットの産地はスリランカになります。
最初、宝石屋さんに言われた名前は「マラヤガーネット」でした。
しかし、産地が違うと思われるため、マラヤガーネットは候補から外させていただきました。
では、マラヤガーネットではないのだとしたら、なんだろう?

独自のインクルージョンの入り方と、他の鉱物との比較から考えて、私の中ではスペサルタイトではないかという位置づけをさせて頂きました。
最初に言われた「マラヤガーネット」は、パイロープとスペサルタイトの中間です。
なので、似ているとされたマラヤに似ているガーネットを探した結果、こういう結論に達しました。

しかし、これはあくまで、私の見解です。

ブログ内に私の見解を書いてしまうと、その情報が頭の中にインプットされてしまい、このブログを読んで下さっている皆様が、冷静な判断ができないかもしれないという面と、間違っていたら恥ずかしいという私の乙女心(!?)が重なり、結局ブログ内に候補を書くことができませんでした。
申し訳ありませんでした。

今回追記として候補名を書いたとはいえ、まだまだ確定ではありません。
この見解も、間違っているかもしれないし、正しいかもしれないし。
詳しい方の情報を求めます。